前入居者が退去して1週間。
管理会社から
『2件の内見があり1件決まりそうです。』
嬉しい朗報が入った。
しかもクリーニングも何も終了していない悪状況の中での朗報。
更に、『そのお客様からリクエストがあるのですが。』
聞いてみると、全て自費で和室とDK(CF)をフローリングに変更したいと言ってきたのだ。
今まで色々なリクエストを聞いたが自費で行いたいと言う入居者は居なかった。
かなり嬉しい内容だったが、気になる点もいくつかあった。
こんな立地の低家賃アパートに30万以上の自費を出してまで済みたい理由があるのだろうか??
戸建ならまだ理解できる。
うちのアパートは築19年の木造da
管理担当者に確認すると、意外な答えが帰ってきた。
『隣の業者さんで女性です』
…!?!?
隣の女性??
…知っているかもしれない。
というよりも予想した女性が当たっていたとしたら、話した事もあった。
まだ半分しかアパートが埋まっていない頃、草むしりをしている時に隣の女性に声を掛けられ、家賃がいくらか聞かれた。
隣の電気設備の会社で、
2年前に工事依頼もした事もあった。
滅多に会わなかったが清掃に行った時、社長と奥さんと顔を合わす事もあった。
会えば挨拶する仲da
依頼した工事は息子さんがやってくれた。
そう言えば小さい子供もいた。
…!?
ということはバツ1!?
女性に話しかけられたとき、工事をしてくれた息子の奥さんだと勝手に思い込んでいた。
管理会社に確認すると
やはりバツ1子持ちの内見者だった。
やっぱりあの女性da
リフォーム費用を自費でやってもらえるという事が『朗報』に思えたがそうではナイ。
年齢は30代半ば。
子供は小学低学年ぐらい。
なので引越しすれば学区も変わる。
そして、入居するにあたり30万以上自費掛けて室内をリフォーム。
隣は実家。
大家の私にとって
とても条件が良い。
永く住んでもらえそうda
ちょっとやそっとじゃ出て行かないだろう。
これが私にとって一番の『朗報』だった。