ダイヤのA二次小説
腐向け



御幸×沢村(恋人設定







嫌な予感がした。

増子先輩はまたバットを振りにいき、倉持先輩は新しいゲームを持って出て行ったから、暫くは一人だ。

俺は今日やっと休息日だから、本当に寝たい。
だけどこの胸騒ぎは……


「さーわーむーらーー」


乱暴にドアを開け、不躾に部屋に入ってくる気配。
俺は頭から被った布団の握りを強めた。


「……寝てんの?」


「ま、仕方ねーか」




諦めてくれたのか、あぁ助かった……



「って、オイ!!」




「ん?起きてんじゃん」


顔を出せば、まさに御幸が俺のベットに乗り込んでくる最中で、



「なんで上、脱いでんだよ!!」

「あ……下はこれから脱ぐけど……」



「あ、じゃねーよ!俺今日マジ疲れてっから無理っ!!」


「そっか……じゃ、お前寝てるだけでいいよ」



そう言って御幸は俺のTシャツを捲り上げ、素肌に唇を寄せた。



「……話聞いてた?」

「疲れてんだろ。俺が全部するから気にすんなって」



いやいやいや、この状況で気にしないとか無理だから、めちゃくちゃ気になるから。


御幸はいっつも強引だ。
そうゆう状況に持ち込めば、結局俺が許すと思ってる。


なんだよ、とにかくヤれればいいのかよ!
俺は○ッチ○イフか!!
エ/ロ変/態眼鏡野郎!!



「アンタ……俺のことなんだと思ってんの?」








「可愛い可愛い俺の恋人」





ばっ、ばかやろう

そうゆうこと真顔でさらっと言ってんじゃねーよ!!




「で、お前は、俺のことどー思ってんの?」





俺を見下ろす御幸の顔がいつになく真剣だったから







「おっ、俺は……」









「お前なんかだいっきらいだーーー!! !」








「はっはっはっ、わかったわかった」


「じゃ、スるね」


「すんのかよ!!」





無力……


だけど絶対これ以上調子乗らせねー!











タヌキ寝入り好きですか?
私も好きです