俺のうちは、ちょっと複雑で

説明すると大変やからはしょりますが(笑)


おかんって、本当に苦労しているんですよね。


おかんは、お金も満足にない中、おれに美味しいもの、栄養のあるものを食べさそうと

ほんま考えてくれていたんですね。


いろいろ、昔のことなので陰湿な事もアリーのしながらの日々。

俺とおかんはほんま仲良しやったんですよ。


そんな少年時代に、おかんも気晴らしの意味もあったんでしょけど

二人でご飯を食べに自転車で出かけるときもあったんですよ


もちろんお金もないから、たまにですけど・・・・


そんな少年時代、

忘れられないのが、近所の中華屋さんで食べた

「あんかけ汁そば」


この店ではなぜかちゃんぽんって呼んでいたけど。


肉、海鮮。野菜がたっぷりのあんに絡んだ麺。


思い出すなーーー。


小学生の頃かな、おかんが

「ちゃんぽん食べに行く?」


「ほんまに?行く行く」


って、テンションが上がって出かけていた、当時400円のちゃんぽん。


今日、久しぶりに、本当に久しぶりに二人で食べに行った。


町並みは、当時のままのところもあったし、ガラッと近代的になっていたところもあったし。


でも、お店は当時と変わらないところにあって「綺麗に大きくなっていましたけど(笑)」


二人で35年ぶりにちゃんぽんを食べに行きました。


食べたちゃんぽんは、昔のままで

当時交わした言葉まで思い出してしまうぐらい懐かしく


美味しくいただきました。


ただひとつ。


昔は一人一人前ずつ食べていたちゃんぽんですが

おかんが、食べきれないから食べて


って言って俺に差し出したどんぶりに

三分の一ほど食べきれなくなったちゃんぽんが残っていたのが


ちょっとさびしいやら、俺も当時おかんに食べてもらっていたことやらを思い出して

本当に寒かった日なんやけど


ちゃんぽんを食べて、温まった体と違う、心の奥に感じる暖かさが俺の体全体を包んでくれました。


とうじの、おかんの愛情を感じました。


休日の、たった一時間半の母息子の時間でしたけど

とても充実した時間でした。


改めて、母親の無償の愛を再認識して、感謝の気持ちを持つことができました。


いろいろ、親不孝してつらい思いもいっぱいさせたけど

おかん、


やんちゃしていたときも、していなかったときも。


大好きでしたよ。


これからもどうぞよろしく。


今日は美味しかったし楽しかったね(^^)。


また、行こうな。

ちゃんぽん食べに。