この七竜峠を、ある人たちは、
孤独にアルマゲドンでも封じてきたかのように、
今にも崩れそうな身体で峠を登りきってくる。
でも、彼等のゴールはまだまだ先にある。
そんな途中、少しでも気が紛れて貰えたら。
 
「ごえ家」はその頂上にある、
私設エイドのお話し。
 

今年も私設エイドを出そうと決まったのは、
ごえちゃん&いっちゃんと飲んだ七月中旬。
 
「おめーも来いよ」
昨年の学びから人手不足を痛切に感じてた
あたしとごえちゃんは、
躊躇する事なくいっちゃんを巻き込んだ。
 
やるなら楽しみたい。
去年も忙しかったけど、
楽しさしか記憶に残ってない。
だけど、やるなら去年を上回るべし。
 
「ええか、ゴキゲンな夏フェスでいくで」
 
あたしは勝手に暴走を開始。
だってさ、楽しくなること考えたら
居ても立っても居られないでしょ?
夏フェスはスタイルも環境も重要。
スピーカーを買い、テント装飾を買い込んだ。

(あーこれは去年より大変になるな)
勝手に仕込んでるくせに。
キャパオーバーが頭をよぎる。
 
ただでさえ、膨大な飲料を準備するのに。
飲料だけじゃない、テントにテーブル、
当日にはコンビニを数件回って板氷も積む。
身長3メートルの荷物いっちゃんが、
座る場所が無いのは容易に想像ができた。
 

ごえちゃんは事前に、
同じく丹後の応援に出向くTHさんに連絡し、
3メートルのピックアップをお願いした。
 
当日迫る木曜日頃だったか、
おぐらさんが手伝ってくださる事に。
こいや、こいや、荷物持って来いやー。
彼女は水を6ケース、大量の紙コップ。
ごえ家の看板とお品書きを懇願したら、
素敵に書き上げて来てくれた。
前日から当日朝まで、ほんとエンヤコラ。
名古屋からたーはるきよパパも立ち寄ってくれ、
集まった飲料約180本、紙コップ約1500個。
水タンク二個、板氷30袋ほど。
絶対に足りないタンクの水が空になれば、
いっちゃんに空タンクを渡せばいい。
 
4人の役割分担は、
何となくできつつあった。

 
次回はこの4人の、
お話しの続き。
 
あたしは夏フェスみたいに、
ゴキゲンに唄を歌いたかっただけ。
 
 

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そうそう。
エイドで女性から声掛けられたの。
「きんきんさんですか?」
「ずっとブログ読んでるんです」
あたしのブログを読んでる人から、
会場で声をかけて貰う事はまず無いの。
真っ当に考えたらこれが初めて。
 
とても淑女な感じな方だった。
握手までさせて頂いて、
そして彼女は去り際に言ったわ。
「更新頻度、もうちょっと上げろや」
 
嗚呼っ!
ケツ掻きながら寝てるのがバレてる。
 
せやなぁ、ほんのちょっと。
ほんの気持ちちょっとだけかもだけど。
気にするようにしま・・・すえん。
 
今日ブログを上げたのは、彼女との約束。
声をかけてくれてありがとう。
 

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