ある日の夜の事…。


私「歩いてますね…。」
ちキ「レディやからな。」
私「そうですか……って、
  ち、…ち、“ちびキン”ちゃん…」
ちキ「なんや?」
私「…そ、そんなもの持って、
  どうしたんですか?」
ちキ「ん?どした?」





“ちびキン”ちゃんの手にはナイフが…。
私「…正気ですか?」
ちキ「何、言うとん。」
私「さ、サスペンス。。」
ちキ「変な想像せんといて。」

ちキ「おとんの晩ごはん作ったるんや。」
私「…え?」
ちキ「レディやからな。」
私「ありがとうございます。」

ちキ「おかん、何にする?」
妻「好きなやつでいいですよ。」
ちキ「悩むな…何にすっか。。」

ちキ「あたしが、
   おとんの晩ごはんを作るんや。」
私「そんなに必死に…。
  ありがとうございます。」
ちキ「選ぶっていうのも
   なかなかむずいもんやな。」

ちキ「よし。これや。」







“ちびキン”ちゃんが
私の晩ごはんに選んでくれたのは
「プリン」だった。。