ちキ「おかん、次のサプライズや。」
妻「そうですね。」
ちキ「あたしが食べたいわ。」
妻「サプライズですから、
先に言ったらだめですよ。」
ちキ「…あたしが食べる。」
妻「じゃ、やりますか。」
…
妻「♪ハッピーバースデートゥーユー。」
ちキ「♪ハッピー、ハッピー、ハッピー。」
私「素敵すぎる…。」
ちキ「じっと見とらんで、はよ食べんかい。」
私「…余韻に浸らせてくださいよ。」
ちキ「あたしが食うで。」
…じーん。言葉がでない。。
私「テンション、ブチ上がりです。」
ちキ「顔に出とるで。」
私「そりゃあね…。」
ちキ「顔、緩んどるで。」
私「それは、生まれつきです。」
ちキ「幸せか?」
私「幸せっす。」
ちキ「おかん、まだあるんよな?」
妻「…だから、サプライズだから
先に言っちゃだめです。」
ちキ「じゃーん。誕生日プレゼントや。」
私「ありがとうございます。」
ちキ「あたしも一緒に考えたんやー。」
私「本当にうれしいです。」
妻「さぁ、中身はなんでしょう。」
私「…なんだろう。。」
ちキ「おとん絶対、喜ぶで。」
私「本当ですか?」
ちキ「ほい。開けてみてや。」
私「ありが…。」
ちキ「やっぱ、あたしのや。」
私「そんなこと言わないでくださいよ。」
ちキ「これ、ええやつやから、あたしの。」
私「いやいや…私のです。」
ちキ「これは譲れん。あたしのや。」
私「開けてみましょう。」
…
なにやら、たいそうなパッケージ。
開けてみると…。
帽子と短パンと…子供服??
妻「“ちびキン”ちゃんとお揃いセット。」
私「マージーか。。」
妻「派手なおそろ。」
私「ちょっとヤバい…。」
妻「どう?」
私「そりゃ…素敵すぎるでしょ。
…ありがとう。」
妻「気に入ってくれてよかった。」
…本当に本当に嬉しかった。
ちキ「あたしは、かぶる。」
私「あら。いい感じじゃないですか。」
ちキ「あたし、このカラフル好きやねん。」
私「お揃いのやつ着て、
どこに行きましょうかね…。」
ちキ「久々の水族館かな…。」
私「いいっすね。絶対に行きましょう。」
本当に本当に最高の誕生日だった。
家族に感謝…。。