あっちら声優さんのニコ生を聞いてきた


おかえり、新田先生


もう、あれから10年も経つんだね・・・



そりゃ、こっちも歳を取る訳だ

(同い年だから彼もね!!)






以前私が書いた「私信」の記事に

今更ながら色んな方面からお返事が来る


ここにコメントしないとは

我が友はシャイな人が多いらしい


お忙しいアクティブな人と言うべきか?



誰かが言ってたな


魅力的な人ほど、忙しくしていると




深夜に電話が鳴るのは珍しくないが

ディスプレイに示された文字は実に珍しかった



以前スタバで働き

女性から相当モテ

なのにあっちら声優さんが好きなどと言い

私の小説が好きだから一度お会いしたいなどと言ってくれた

可愛いお嬢さんだ



その頃

私には同じように言ってくれる子がいて

「だったらまとめてお会いしましょう」と

都心のホテルで待ち合わせをした



方やフリフリピンクの出で立ちで可愛らしい子と

男装ルックでスタイリッシュな彼女

真逆の女の子が私の前に・・・


どちらも大歓迎

私は二人が大好きになった


イベントと言えば、いつも3人一緒

そんなバランス



スタイリッシュな彼女が

「女性が好きかも」と私に打ち明けてからは


もうひとりの可愛い子

彼女を狙っているのかとずっと思っていた



だけど彼女は彼女なりに

その世界の扉を叩き、自力で相手を選んだ



私達のバランスは崩れたが

幸せを願う気持ちに嘘は、ない


私はフリフリの可愛い彼女とイベントを共にし

スタイリッシュな彼女のことをよく話題にした



幸せなら、それでいい




しばらく疎通になっていた彼女から電話が来て


「実は冴子さんを狙ってたのに」

なんて言われた



いや、今が幸せなら

それは良い報告だ、有難う




そこで

思った





私は時々、女性に告白される



初めは高校生の時だ


「手を繋いで欲しいの」と言うから

手を繋いだ


下校の時だ


「肩を抱いてみて」と言うから

肩を抱いた


「言い難いんだけど・・・キス・・・してみて」と言われて


「え?」と思わず手を放した


「やっぱり気持ち悪い?」と聞かれたので

「気持ち悪くはないけど、何?」と聞いた


「好きなの」と彼女は言った

ウン、私も好きだよ


だけど、私と彼女のそれは

意味が違っていたみたいだ






社会人になって

派遣された横須賀の工場で

やたら面倒見の良いひとつ年上の女性は


週末になるといつも私を誘ってきた

自分の家へ


女の子同士だもの

何も疑わず応じ

薦められるまま酒を飲み、彼女の手料理に舌鼓を打った


うっかりうとうとしていた私のわき腹から

手を滑り込ませたのは彼女

咄嗟に飛び起き拒否すれば

「お願い、一度で良いから!」と彼女は懇願した


私は突き放し、部屋を飛び出たが

後々後悔して彼女に謝った


想ってくれて有難いが

私は女性には全く興味はない

ごめんなさい、と


そしたら

帰って来た答えがこれだ


「知らないからそんなことが言えるんだよ」


これは昔兄さんが

「やってみなけりゃ分からないじゃないの!!」と

言われたのと似てる





今になって考える



高校生の時のあの彼女は


今思えば、いつも私ばかりを見ていた


あの後、彼女は地元のダンスインストラクターになったが


それも去年辞めたと風の便りで聞いた




横須賀の彼女は

普通の男性と恋をして実らせ

結婚して、母になった


それを地元TVで見て私は

隠せるモンなんだなぁ・・・と

女の本性を見た気がした






男性が男性を愛するのは

理解出来ていると、自分では思っている



だけど

女性が女性を愛するのって

自己満足多くないですか?

我儘、人に掛ける負担

多くないですか?






色んな不具合

色んな不都合

苦しい事、多くないですか?


男性同士の愛より

女性同士の愛の方が


苦しい気がするのはなぜかしら?