まつけんの初舞台を観て来た



赤坂サカスも初めて!!と思っていたが


以前兄さんに会いにあの付近に行っていたことを思い出した

バーガーキングでコーヒー飲んでたら金髪美女に「ライター貸して」と言われてプレゼントしたのだっけ

久々の英語に緊張したんだった


赤坂なんて、普段降りないからね




明日が千秋楽なら明日行けば良かったんじゃんって

今となっては思うけど


酔ってて訳分かんなくなって

深夜やってたチケット販売の番組に電話して

そのまま買ったから、こうなった



「まつけん?!」「初舞台??」「それは行かないと!!」てなノリだ



私はビスタチオのことも良く知らないし

西田さんのこともあまり知らずに出向いた


いつものように「予習」することもしなかったし

気楽に、白い気持ちで出向いた


だって

まつけんを生で見たかっただけなんだもの



今回、観ていて

演出や色々な舞台装置の技法や

素材の使い方なんかに感心したりもしたけれど


私の一番の関心事は、そこではなく


あのTVドラマや映画で神掛かる演技をする人が

舞台でどこまで通用するかということだ



自分でやってみて良く知っている


舞台で演じるのと、カメラの前で演じるのは全く違う



舞台の方が遥かに恐ろしく、怖く、難しいものなのだと

私は思っているから

あの彼がそのステージで

どんな演技をするのか

金を払ってでも観たかったのだ




賛否あるかとは思うが

私は成功だったと思っている

面白かった


童話チックなストーリーや設定は

リョウが描きそうな内容だ

可愛らしくて切ない

キャラの懸命さや、どうにもならない生物の摂理など

冷静に描いているのもいい



何より単純にまつけんが必死なのが良い



必死な役なのだ

だからそれで、良い


生き生きと舞台の上で生き、必死に過ごした

愛の為に



彼はまさに劇中

「ゴッホ」として、そこにいた



ラストシーンで

私の座席からは彼の涙までは見えなかったが

その涙声に誘われて

涙した


銭ゲバやカムイの時と同じだ


魅了されたのだ



遠くから見ているこちらを

ぐいっと引き込み自分のものにしてしまう


あの演技力が恨めしい



最後の挨拶の時

少し照れたような彼を見て

「ああ、戻った」と思ったくらいだ



舞台の上でも充分に彼の演技力は私の座席にまで届いた



素晴らしいし、

羨ましい




また

ここまで稽古を積んだであろう

その苦労を考えると


支払った代金以上のものは受けたと感じた



素晴らしいお仕事でした




彼がまた舞台に立つことがあれば


また足を運びたいと思った

















あ。


ちなみに

まつけんの声は私好みではありませんが


共演していらした細貝さんは舞台向きの良い声をしていらしたなぁ・・・