セプテンバーミーのギター1869が加入したのは、2012.10.27。この日は、岸波個人企画をバベルでやらせてもらって、アンコールで1869が登場してヒーローという曲を演奏したのが初ライブ。
1869の初登場シーンは、メンバーも予想外の目の周りメイクしててうちらは吹くっていう。そして、演奏始まって一発目のバーン!とギターを鳴らした瞬間1869のギターストラップが外れるという最高にマヌケなスタートを切りました。これはあとでDVDで見て爆笑でした。
そんな1869とは1年8ヶ月(ここまで1と8がくっついてくるという極め方)
沢山の思い出がありました。
1869は変わっていてユーモアに溢れていて優しいので、うちらの無茶ぶりや要望に全身で答えてくれました。笑
1869、普通に自分のエピソードを語るときマイペースすぎて面白くないんだけど、突発的な面白さはピカイチでしたね。
即興ラップとか、いつもうちらを笑わせてくれました。酔っ払うと空気読めなくなっていきなりお会計お願いしますってぶった切ったり。最高に変な人でした。
昨日も、打ち上げでみんなと話しててやっぱり一番最初の初めてのツアーが一番楽しかったね!と。それも去年の3月。まだ去年なのか…とびっくり。
伝説がたくさん生まれました。
ここには書ききれないほどすごく楽しくて。
缶蹴りをやったり、車内で大合唱したり。
楽しいこともめちゃくちゃあったけど、辛いこともたくさんありました。
悔しいことも悲しいことも。
思い返すと、色んなことがありすぎてものすごく濃い1年8ヶ月だった。
月10本ライブやったり、無茶なスケジュールをみんなで取り組んで、でも常に笑いを追求するうちらはそんなことも楽しく乗り越えていった。
そして昨日がその最後のライブで全て全て詰まっていたと思う。
見てくれてわかってくれたと思いますが、うちらは本当に仲が良いんです。バランス取れてなさそうで取れてたんです。
1869がメンバーのみんな本当にありがとう。と言われた時、やっと実感が湧いたというかなんだかくすぐったくて。
ライブ中、1869はものすごく楽しそうで、イキイキしてて、東京ラジオの時はたまらず泣いてしまった。
1869の泣きのギターの音がもう聞けなくなるのか!と、あのギターを頼りにしていた部分もあって昨日は思い残すことなく全力でできた。
全員、円陣組むかのような体制でドラムに集まってみんなで演奏をして、それぞれの場所に戻っていき、最後にはまた集まって確かめ合って終わった。
すごく嬉しかった。
こういう演奏が出来て。
気持ちで出来て嬉しかった。
お客さんがみんな手のひらに1869と書いてこちらに見せてくれていた。
愛されてたんだなぁとしみじみ。
みんなあの瞬間を収めようと沢山写真を撮ってる姿も見えたし、泣いてる人も、笑ってる人も、たくさんいて。
あの瞬間を見届けてくれた人が本当にたくさんいて。
良かった、伊覇さん良かったね。って思った。
1日通してすごくあったかくて、この日のために北海道や富山や名古屋からと各地からも来てくれた方もいて。
本当にあの場所にいてくれた人、応援してくれる人に感謝感謝でした。
1869とは、会う機会は本当に少なくなると思うけど、会ってもずっと変わらないと思うな。うちは、素直じゃないからこっぱずかしくてあまり感情を出せなくて笑いにばっか持ってっちゃって色んなことを言えなかったからここで伝えます。
伊覇さん、本当にありがとうございました。たくさんの事を思っただろうし、うちも思ったけど、それでも楽しかった事ばかり思い出します。また、童謡替え歌やってくださいね。
新しいバンドもがんばって!!!
うちら残りのメンバーで駆け抜けていきます。止まれないし止まりたくない。
いつもギリギリでやっているけど、これがきっとうちらなんだと思う。
わたしと、土肥と、ココナッツと、サポートギターの田中氏とがんばっていきます。
これからもよろしくお願いします。
とてもいまさみしい気分ですが、終わりじゃないから。