両足を失っても、自分らしいポジティブな考え方は失わない。いま、SNSでブレークしている1人の女性がいます。
東京を拠点にモデルとして活動する、葦原海(あしはら みゅう) さんです。
16才の時、交通事故で両足を切断して、車いすで生活しています。
総フォロワー数は59万人を超える人気のインフルエンサー、いま話題の24歳です。
ご存じですか??
私の中でSNSで発信するときに最近目標にしてる方の一人です。
その方の発信や、言葉は、私の中でとても学びが多く、私は一瞬でファンになりました。
とにかくいろんな面ですごい!!
「障害があるのになぜこんなポジティブに生きられるのか。」
「障害があるのになぜ、フォロワーがこんなにたくさんいらっしゃるのだろう。」
きっかけはそんな疑問からでした。
知れば知るほど 「ハッ」とすることばかり。
「福祉やバリアフリーに興味がない人に届いて欲しい」
これが、海さんがSNSで発信を続ける理由です。
「私が発信している情報に興味を持って見てみたら、たまたま車いすユーザーで、車いすユーザーの目線も知れた、こんな風に生活してるんだってことを知るきっかけになってほしい」
そもそも、健常者の日常生活において、車いすユーザーと接する機会が少ない、と海さんは言います。
「馴染みがないからよくわからない」というのが障がい者と健常者の一番の「壁」になっていて、だからこそ多くの人に見てもらいたいと考えています。
「何がきっかけで人生どうなるかわからないからこそ、
今を全力で楽しみたいって気持ちは強くなりました」
「(エレベーターやスロープをつけるなど)環境を変えようとするのではなくて、人の心を変える。人のサポートや優しさがあればクリアできる。それが心のバリアフリー」
よく『障害を負ってできなくなったことはなんですか』と聞かれます。確かに一人でできなくなったことは増えたと思う。でも、誰かの手助けがあれば解決できることの方がいっぱいあるから、本当にできなくなったことはあんまりないと思う」
それらの言葉に私はいつも思っていることがあります。
障害の方に垣根を作っているのは健常者と言われる私たちの方だと。
(現に私も、「障害があるのに」との前提で考えてました。)
車いすの人だから助けるのではなく、そこに困っている人がいるから手伝う。
反対に自分が困っているときには誰かに手を貸してもらう。
言うのは簡単ですが、なかなかできることではありません。
しかし、それこそがすべての人にとって理想の社会の在り方なのかも知れません。
そして、海さんの周りではその理想の社会が構築されているのです。
障害のある方が手伝ってほしいのかどうかわからない時は…
「まずは声をかけて聞いてみればいい。
関わっていく中でこの人はこういうタイプだって分かってくるから…」
なるほど!コミュニケーションをとる中で、その人との距離感を探り、把握する。
これは障害の有無にかかわらず、普段の人付き合いの中で自然にしていることです。
無意識のうちに「障害があるから」と何か身構え、特別に考えているとSOSをキャッチできない・・・・・
これって子育てにも言えることではないでしょうか。
子どもだから「できないのが当たり前」って、対応してませんか??
子育て中だから、何もできない!!って不満に思ってませんか??
助けるのではなく、そこに困っている人がいるから手伝う。
反対に自分が困っているときには誰かに手を貸してもらう。
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