インフルエンザと新型コロナウイルスに同時に感染することです。

 

 

いわゆる「フルロナ」

 

 

 

実際に同時感染と診断された男性のインタビューより。

 

 

 

■「フルロナ」で39.8℃高熱…震え止まらず

 “コロナ”と“インフル”に同時感染 男性(30代):「自分が感染するって、ダブルでというのは信じられなかったです。コロナの陽性は、仕方ないかなというのはあったんです。同時にかかるというのは、自分のなかではあんまり考えていなかった」

 

 こう驚きを口にしたのは、新型コロナと季節性インフルエンザに同時感染した男性です。

 男性:「高熱で39.8℃が一番最高だった。大変でした。熱が出る前に結構、震えが止まらなくて。めちゃめちゃ体が寒かったそうです。

 

 

新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されるなか、この2種類のウイルスに同時感染する、いわゆる「フルロナ」への警戒感が高まっています。

 都内で発熱外来を開くクリニックでも、「フルロナ」の患者が確認されたといいます。

 

 

 

これが第8波だとすると、インフルエンザの流行が12月の後半くらい、もしくは1月だと考えると、まさに同時流行が現実味を帯びてきたわけです。同時感染の患者さんは重症化リスクが高いという報告もありますので。やはり、同時流行のなかに同時感染ありと、同時感染を見逃さないようにするということが、やっぱり考えなければいけないと思います」

 

 

 

 

■東京9012人「第8波の兆し」…同時流行に注意

 9日、東京の新型コロナの新たな感染者は9012人。およそ2カ月ぶりに9000人を超えました。

 

 厚生労働省の専門家会議は、第8波の兆しがあると分析し、今後、インフルエンザとの同時流行に注意が必要だと指摘しました。

 

 厚労省 アドバイザリーボード・脇田隆字座長:「季節性インフルエンザですけども、現時点では非常に低い水準にあって、まだ流行が始まったとは言えない状況にある。ただし、今後、新型コロナとの同時流行を含めて、今後の推移には注意が必要」

 

(「グッド!モーニング」2022年11月10日放送分より)