H25年の栄光学園で
使われました。

サイモン・フレンチ
『そして、ぼくの旅はつづく』


ドイツ生まれの少年アリは、幼少期に父を亡くし、母と共に祖父の家で暮らしていた。祖父譲りのヴァイオリンの才能を開花させていくアリは、ある日母に連れられヴァイオリンを手に旅に出る──。母の再婚でオーストラリアに移住したアリによって、幼い日の旅の記憶と、現在の、音楽と笑いと友情に満ちた暮らしとが語られていく。そこに垣間見えるアリの揺れる心、そして新しい人生の扉。少年の瑞々しい心の軌跡を描く物語。


出版社からのコメント

この物語を豊かに支えているものは、音楽、そして旅です。主人公の少年のまわりにはいつも音楽があり、旅の記憶があり、何よりも、人生という旅の道連れである家族や友人との語らいがあります。
何度でも読み返したくなる、生きて
いく喜びに満ちた物語です。