育てにくい子にはわけがある―感覚統合が教えてくれたもの を著された


作業療法士の 木村 順 先生の講演会に行って来ました。


そこで、感覚統合のつまづきが作り出す症状についての話を聞き、


これまでの息子や娘の行動の謎が、解けてきた感じがしました。


聴覚過敏があることはわかっていましたが、


加えて、触覚過敏があったり、重力不安などがあるようです。


講演会での話を聞いていて、


あぁ、そういうことだったんだ・・・と今更ながらに思うことが多かった。



今まで、自閉症やアスペルガーについて、本や講演会などで勉強してきたけれど、


どうしても知りたかったこと、納得できなかった、「なぜ?そうなの?」が、


この感覚統合の講演会で、ようやく見えてきたような気がします。


ただ性格が悪いだけなんじゃないの?ただの臆病者なんじゃ?と親でさえ思ってしまってたけど、


その背景に隠されてた物が見えてきたというか・・・。



そして、そうならざるを得なかった2,3才当時の息子を思うと、鼻の奥がツンときて泣けてきそうになった。


あの頃は、コダワリが異常に強くて大変で、息子の相手するのが苦痛だったけど、


その時に触覚防衛反応がピークに達していたのだと思われる。


息子は幼く小さな身体で苦痛を味わい、混乱し、助けを求めようにも理解してもらえず、孤独だったろう。


そして、母である私は、良かれと思ってした事だけど苦痛を強要していたんだね・・・。



もっと、もっと早くに知りたかったなと思う。


他にも問題はあったんだろうと思うけど、大変だったあの頃に、


感覚の苦痛を軽減してやる方法を知っていたら、親子ともにどれだけ救われていただろうかと思う。



でも、今からでも出来る事があるようなので、勉強して家で出来る感覚統合の訓練をしていこうと思ってます。


ということで、早速、木村先生の本を注文しました!まだ届いてないけど・・・あせる


3日坊主にならないように頑張ります!