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僕は基本的にドキュメンタリー映画・番組を


見るのが好き。



以前、住んでいる山梨でも2回ほど


上映していたが、行くことができなかった。


ぜひ見たいと思って、


六ヶ所村ラプソディーのHPを


見ていたところ、思わぬ発見。


勉強会で京王線沿線に行く機会があって


ちょうど近くで上映しているところを発見。


行くしかない。




原子力発電、六ヶ所村については


少しだけ扱うことがある。


今まで知識として


ごくわずかなものしかなかった。



この映画を見て、


知らないことの怖さを知った。


そして、


知った上での現実、壁に


ぶちあたっている無力感。


「電気を使わない暮らしができるのか?」


この問いに対して


満足な答えができない。


このもどかしさ。




この映画は現在の国のエネルギー政策、


地域振興、頼らざるを得ない過疎地での雇用問題、


環境問題、放射能の怖さなどなど。


現実を如実に表している。



無力さはぬぐえない。


でも、僕は「伝えること」が


仕事の一つである。



現実を伝えないことが


最大の罪。


伝えられることを精一杯伝えるだけ。



「私には直接関係しないでしょ?」


僕はこの言葉を聞くのが嫌い。


一人で生きているんじゃないんだから。


一見関係ないことって


関係しているものがほとんど。


この世は巡りめぐっているものだから。



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