ちょっと前になりますが、

9月7日の日曜日

ナイター(ヤクルトー巨人戦)

雨で中止・・・雨雷雨


の前に映画を見てきました。


「闇の子供たち」


以前から見たかった映画。

タイの臓器売買と児童売買春をテーマに

したお話。


初めてこの話題を耳にしたのは、

今から10数年前でした。

ちょうど、大学のゼミの時間。

ミャンマーからの留学生から直接聞きました。

そのときの話は

本当にショックで言葉にならなかったのを

今でもはっきり覚えています。

それがずっと忘れられずにいました。


それから月日が経ち、

昨年「闇の子供たち」の原作を手にしました。

読み進めていくうちに

当時、ミャンマーの留学生から

聞いた話を思い出しました。


あまり内容を話してしまうと

ネタバレになってしまうので

止めておきますが、

ぜひ機会があれば、原作、映画を

見てほしいと個人的には思います。


100%真実ではない部分も

あると思いますが、事実、世界のどこかで

こういうことが起こっていることを

知ってほしいなぁっと。


映画に関しては、

当初単館上映で、大きな都市の

限られた映画館のみでしたが、

今週サイトを確認してみたら、

今後の上映予定が更新されていました。


問題作ともいわれ、原作を映画にするのは

相当な困難があったと言われています。


江口洋介、妻夫木聡、佐藤浩市、宮崎あおい・・・

主題歌は桑田佳祐。

という豪華なキャスト。

それだけにメッセージ性の強い映画に

なっているのかもしれません。


映画はどうしても時間が

限られてしまっているので、

人間描写の深さがちょっと欠けて

しまっていますが、そこは観る人の

想像力に委ねられていると解釈しています。


残念な点は・・・

原作と映画ではエンディングが違うこと。


まずは知ってもらうこと。

それがスタートなのかもしれません。


http://www.yami-kodomo.jp/