「あたりまえをもう一度考える」




僕のこの映画を見た最初の感想。



生きること・・・。

それは

他の生物たちのいのちを

いただくこと。





小学生や中学生と話していると

時折、給食の話になる。


会話の中で

「給食がまずい」

というのを耳にすることがある。


まずい→残す


教育現場では

「食育」を進めようとしているにも

かかわらず、

どうも学校によって温度差があるようだ。


先生の立場になると

給食ではなく、給食指導という言葉を使う。


昔は、食べるまでは昼休みナシ

なんていうのもザラだったが、

今はそんなことしたら大変。


大変?

親からのクレームが怖い・・・。


子どもの体も変化している。

アレルギー体質の子どもたちが増えている。


給食費の未払い。

払うことができない家庭もある。

でも、

わざと払わない家庭も多いのが現実。


給食自体の安全性も?


創意工夫して「地産地消」を実現している

ところもある。


給食を考える・・・。

今の日本の現状を垣間見ることができる。




ちょっとそれてしまったけど、


この映画は詳しい説明やナレーションはない。

でも、ないからこそ

見ている人を考えさせる、想像させる余地を

与えてくれてます。

リアルな音も聞くことができます。

さらにそこで働く人々の表情も

印象に残ります。


確かに中にはショッキングな映像も

あるかもしれません。

でも、これが現実の1つ。

背けてはいけない。


このように効率化されている

ことを否定する気はありません。

世の中は動いてしまっています。

たくさんの恩恵も受けています。


しかし

このあたりまえを考え直し

疑う必要性は大いにあります。

食の安全性が問題となっている中で、

効率化の方法の見直しが

迫られているのではないかなっと。


機会があったら、ぜひ見てもらいたいです。

あまり書いてしまうと

ネタがばれてしまいますので・・・。




あたりまえをもう一度考えてみる、

考え直す、変えてみる。


時には必要ですね。


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