先日「おくりびと」を観てきました。

チェロ奏者だった主人公が

楽団の解散を境に

郷里で一つの求人広告により

遺体を棺に納める

納棺師となる。


最初はだいぶ戸惑い、

周囲からの反対もありながらも

仕事に誇りを持つようになり、

最後のシーンへ・・・。


簡単に言うと

そんな感じです。


主人公の本木雅弘さんの

所作が美しく、

納棺は一つの作法のように

感じられました。


その本木さんの雇い主の

山崎努さんの演技もまたいいんですよね。




人の死にあうこと。

それはきっと残された者への

メッセージ。

生きることの尊さ、大切さを

教示してくれている。

そんな風にいつも思っています。


だからこそ

簡単に「死」という

言葉を使いたくない。


もっと生きたかった。

叶えたい夢がある。

自らの「死」をもって

僕に生きることへの使命、希望を

与えてくれた人に

申し訳ない。


ふと納棺のシーンを見ながら

ある人が思い浮かびました。


地方によって、

いろいろとあると

思いますが、その人が

亡くなったときにも映画と

ほぼ同じようなしきたりでした。





実は、映画館の横を通るまで

この映画の存在は

しりませんでした。


チラシを手に取り、たまたま時間が

あいていた・・・。


不思議なものです。


きっと、何かの

メッセージだったんでしょうね。



http://www.okuribito.jp/


個人的には好きなテイストの映画でした。