昨日とても悲しいニュースがありました

 

買い物から帰る途中の車の中で

スマホに速報としてポップアップが入り

「嘘でしょ…」

としばらくなんのことかわからなかった

 

三浦春馬くんの「キンキーブーツ」

どうしてもチケットが取れなくて

昨年、観に行けなくて

でも友達と、次の時は必ず!と言っていました

 

今年はコロナ禍であるかどうかもわかりませんでしたが

落ち着いたらきっと再演があるだろうと

信じて疑わなかったのに…

 

亡くなったこともショックでしたが

真っ先に「遣都くん大丈夫かな」というのが

頭に浮かびました

 

今、映画の撮影中で

仙台に滞在しているようですが

同い年で下の名前を呼び捨てにできる

友人の一人と言っていたことがあって

 

いつか共演したい、と

インタビューで話していたと思います

 

非常に辛いだろうと思うと

何故かこちらの気が滅入ってしまいました

 

こういう時にファンって無力だなぁと思うのが

好きだ好きだと言うことができても

結局、推し本人が辛い時とか悲しい時に

寄り添うことも抱きしめることもできない存在であること

 

思いっきり泣いていいよ、と

背中をさすってあげることすらできない立場であること

 

もっと言えば

推しがそこまで思いつめるまでに

もっともっと称賛の言葉を届ける術は

なかったのか、と思うしかないこと

 

だけどきっと

そういう気持ちに囚われた時には

どんな言葉も受け取れないほど

憑りつかれたようになっていると思うので

近くにいる人たちですら

無力だと感じてしまう結果になったのでしょう

 

歌も踊りも演技も人柄も容姿も

何もかも完璧だと思われている人の心の底

それは私達と何も変わらず

もしかしたら平々凡々とした私以上に

繊細で傷つきやすいのかもしれない

 

とても礼儀正しく頭が良くて爽やかな印象だったので

その裏でどれだけ辛い思いを抱えていたのだろうと

心が痛くなりました

 

彼にしかわからない心の中

それが最善だと思った結果なのでしょうが

生きていて欲しかった

 

私は春馬くんのファンというわけではないですが

いつもかっこいいなぁと思って見ていたし

好きな俳優さんだったので

とても悲しい気持ちです

 

願わくば

この世を去る選択をした彼を

鞭打つような報道や詮索はしないで欲しい

 

理由はどうあれ

いつもギリギリのところで頑張っていたんだなと

 

新ドラマの動画を見ましたが

ニコニコと笑っていて

あの笑顔の裏でどれだけ辛い思いを

抱えていたんだろうと

芸能人って辛い仕事だなぁと

感じています

 

訃報はいつも悲しいですが

それが若い人だと余計に悲しいですね

 

ご冥福をお祈りいたします