ブログやSNSなどのメディアに自分を出すのが苦手な方、自撮り写真に抵抗がある方へ
オンラインの学びのコミュニティ先生相談室 には、いろんな相談が寄せられます。
ブログやfacebook、SNSなどで「自分を出せない」「自分のことを書くのに抵抗がある」という方が意外と多いようです。
先日もこんな相談を受けました。
起業して2年目になり、ブログとfacebookを始めましたが、「自分を出す」ことが苦手で内容も堅くなってしまいます。どうしたら自分のことをオープンに書けるようになるでしょうか?
(士業でコンサルタントの女性Kさん)
ああー、わかります。
私も、実はあんまり自分のことを書くのが得意ではないんです。
相談者の彼女が特に苦手なのは「facebookの自分撮り写真のアップ(いわゆる自撮り)」「自分の体験」「感情を入れた記事」「失敗談」を書くことだとか。
今、通っているセミナーの先生から「どんどん自分の顔写真をブログやfacebook上にアップして、顔を覚えてもらいなさい」と指示され、それがとても苦痛でfacebookを開くたび胃が痛くなってしまうのだそうです。
確かに、「自分のことを書く」「自分をオープンにさらけ出す」ことは大事です。
でも、なんでも書けばいいってわけじゃないんですよね。
●自己開示はビジネスに必要?
自分のことは一切話さないという方にあなたは心を許しますか?
過去、何をやっていたのかもわからず、年齢も経歴も不明、どんなポリシーを持って仕事にのぞんでいるのかも、何に興味があるのかもわからない方に、あなたは仕事を依頼するでしょうか?
ビジネスにおいても、恋愛、友人知人などの間でも「自己開示」はある程度、必要なことです。自己開示をすることで相手との心の距離を縮め、話のきっかけになったり、共感を得られたりします。
これを言うと、たまに反論がかえってきます。
そういう青山さんは、顔写真も公開していないし、ビジネスネーム使用だし、年齢も公開していないじゃないですかと。
そのとおりなんですよねー。
もともと私は、超・人見知りで、恥ずかしがり屋で、他人に対して警戒心が強く、周りを気にしすぎるタイプです。
小さい頃、お弁当をふたで隠して食べる子っていませんでした?
私はまさにそのタイプ。知らない人と話すのも苦手です。
でも、社会に出たらそんなことは言っていられません。
私が最初についたのは営業職だったので、「私って人見知りで~」なんて言い訳、一切通じませんでしたから。
結論は「嫌でもある程度は自己開示をしたほうがいい」が私の意見です。
●自分の情報はどこまで出すべき?
これは、その方の職業によって異なります。
例えば、作家だったらペンネーム、ビジネスネームの人なんてごまんといらっしゃいますし、ミステリアスが売りの占い師だったら、年齢も顔写真もあえて見せないでおくという戦略もあるでしょう。
自分撮り写真(自撮り)については、別にいらないと思います。
「知らない人が見た時、信頼できるかどうか」が重要ですので、どこまで何を書くかは、同業者のブログや転職サイトの入力項目欄などを参考にしてください。
「最低限、これくらいは書いておいたほうがいい」という内容を決めておくと、やりやすくなります。
●人見知りでもできる自己開示の方法
自己開示って「なんでもかんでもさらけ出すこと」ではありません。
この人の考えって共感できる。
この人は信頼できる人だな、と思われる情報だけでOKなんです。
この点を誤解している人が多いんですが、自分の全てを投稿する必要なんかないのです。
私も、書いていない人はいっぱいありますよ。
まずは「当たりさわりがないこと」「これだったら書けそう」というものから、発信してみてください。
たとえば、好きなスポーツ、お気に入りのお店、食べ物、出身地域のこと、自分の趣味、好きな作家、おすすめの本や映画のことなど。
今では笑い話になっているちょっとした失敗談やあなたの体験、くやしかったこと、悲しかったこと、ビジネスへの思いなどは、できれば公開したほうがいいです。
思い切って情報発信してみたら、意外なところから共感者が現れたりします。
最初にあなたの「OKライン」を決めて、書けることからどんどん発信していきましょう。
自分の情報発信は、続けていくうちにだんだんと慣れてきます。
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