日本男子のグループリーグが終了をしました。


今日の第1試合のロシア戦は3対0で勝ち。


1番の水谷は、シバエフに3-0で勝ち。過去の対戦は接戦が多かったが、今日の試合は圧勝をした。


2番は丹羽対エースのスミレノフ。丹羽は第5ゲーム、1-8で負けていたが、そこから9-9に追いついて逆転勝ちを収めた。終盤のラリーはお互いミスがなく、世界のトップのラリーを見せた。丹羽は、サービスからの攻めが良かった。課題は長いサービスをつなげてしまい、レシーブが甘くなったり、ミスをしてしまうこと。


3番は松平賢二対スカチコフ。松平は世界ランキングが48位だが、スカチコフは36位と実力のある選手でワールドチームカップでも馬琳に勝っている実力のある選手。2-0から2-2にされたが、最終ゲーム10-0と一方的にリードをして勝ちを収めた。松平は3戦3勝と絶好調である。


続く第2試合は、スロバキアと対戦。スロバキアはこれまで全敗だが、やりにくい選手が多い。


1番の水谷はセレダに苦戦。0-2とリードをされて、3ゲーム以降も接戦だったが、3-2で逆転勝ちをした。


2番の丹羽はカイナットと対戦。カイナットはロシア戦で2勝をしており、今大会調子は良い。丹羽のサービスに対して、バックで押し込むようなレシーブがうまく、丹羽のサービスを苦にしない。バックハンドも両サイドに打つことができ、打球点が速い。結局1-3でカイナットに敗れた。


3番は松平賢二。松平はこの試合も1-2の劣勢から頑張りを見せて3-2と逆転勝ち。これで4試合連続フルセットをものにする驚異的な活躍を見せている。


4番の水谷は、カイナットの速い攻めにもしっかりと対応をして、甘いボールを積極的に攻め込んで3-0で勝ちを収めた。


これでグループリーグ4勝1敗の1位で通過をして、決勝トーナメントに進んだ。決勝トーナメントの組み合わせは、第3シードで、準々決勝で、シンガポール又はベラルーシの勝者と対戦をして、準決勝はドイツと対戦をする。