男子の準々決勝は、3-1で日本がシンガポールを下した。


2番の丹羽がガオ・ニンに勝って、勝負あり。丹羽はアジア選手権で勝った時のように戦術が良かった。ガオはフォアハンドがいいから、それをチキータで攻めるとそれについてこれないし、サービスもよく効いていた。1ゲーム目は逆転で取ったが、あとは自分のペースで試合ができて、完勝した。


水谷は2点取ったが、彼の実力からすれば順当だった。3ゲーム目以降は打たれすぎていた。負けないことが一番大切だし、その状態で準決勝を迎えることは日本にとっては重要。ラストに回っても丹羽は勝ったと思うけど、

水谷が負けないことが重要。 


3番の松平は頑張ったが、うまくヤン・ツーの戦術に対して対応できなかった。レシーブが良くなかった。もう少しチキータとかフリックから攻めたら良かったが、そうさせてくれなかった。プレー自体は悪くなかった。


 準決勝はドイツが来ることが予想されるが、相手の方が実力はあるし、日本はずっと負けているから、受けて立たないで、思い切って積極的にプレーしてほしい。鍵は、水谷よりも丹羽と3番手に出る選手だろう。そこで1点ほしい。前半2-1でリードできればチャンスはある。ドイツチームは状態は良くない。ボルは故障上がりで、元気なのはオフチャロフとシュテガー。ズースが出てこないのは日本としてはやりやすい。準決勝、もちろん勝機はある。