世界卓球選手権5日目。
19時半から日本男子の準々決勝、ポルトガル戦の試合が行われた。
グループリーグでは3対1で勝っているが、内容は接戦。
今回も接戦が予想をされたが、3対0で圧勝をした。
1番の丹羽は、相手エースのフレイタスに3対0で勝ち。
グループリーグの時よりも明らかにフレイタスの動きが悪かったが、動きが良かったにしても丹羽が勝っていたと思う。レシーブが特に良く、前半はストップレシーブを多めに入れて、相手も前に寄せ、大事な場面では、徹底してチキータを使っていた。チキータのコース、速さも良く、フレイタスも強打ができず、逆に4球目を丹羽に攻められていた。
1番で日本勝ち、チームの流れは完全に日本ペースに。
2番の水谷はサービス、レシーブからの攻めが良く、安心して見ることができる。
3対0でアポローニアを下した。
3番は松平健太。グループリーグでは、モンテイロに負けていたが、今回はしゃがみ込みサービスを使わずに、単純なサービスから3球目の的を絞って攻めていた。前回はいろいろとやろうとして、的を絞ることができなかったと思う。
松平が勝ったことはチームにとってはとても大きい。松平が落としても、水谷が勝つと思うが、次の準決勝を考えると松平が勝つことで、松平が自信を持って次の試合に臨むことができる。これはチームにとって本当に大きい。
次はドイツだが、キーとなるのはやはり水谷だと思う。水谷が2点取れば、決勝進出間違いない。
とにかく、どんな形であれ勝ってほしい。