発表会まで2週間をきりました🎹
ここまで近づいてくると、もう早く終わって欲しい心境になります💦
緊張感から解放されたい💦
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やっとお気に入りのストリートピアノが開催されたので、弾きに行って来ました🎹✨
5型のグランドピアノで吹き抜けの玄関ホールだからすごく音の響きがいい
・・・のですが。
ストリートピアノを利用すると、思いがけないことが起こる時があります・・・。
今日は、弾いている最中に、子供たちに囲まれてしまいました💦
わらわらと小学校低学年くらい?の子供たちが何人もピアノの周りに集まってきて、しかも近い~
視界に入る~
いやいやいや、待って、待って。
こんなの予想してない💦
暗譜で弾いているときだったので、思い切り動揺して暗譜がとびました。
・・・・まただよ・・・・
今日は緊張感のある中で、ちゃんと弾いている音色を聴くように心がけて演奏をしようと思っていたのですが、意識がとんでしまいました💦
ホントに、びっくりして。
ちょっとピアノを弾いただけなのに汗だくなって、帰宅しました
子どもたちはもう、春休みなの??
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話は変わって、読書の記録。
2月の読書のまとめ。
先月は5冊も読んでいました。
今月は、読書をする精神的な余裕がありません
むしろ、小説ではなく漫画に逃げています(笑)
『ともぐい』は描写が凄かった~。
『家族じまい』はずっと読みたかった本。
窪美澄さんの『水やりはいつも深夜だけど』は、ほんのりとした優しさを感じられる作品で良かったです。
2月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1538
ナイス数:85
未来の感想
久しぶりに湊かなえさんの本を読みました。淡々と紡がれる不幸の連鎖。読めば読むほど気持ちが重苦しくなるのにページをめくる手は止まりませんでした。親を含め周りの酷い大人たちによって子供たちが痛めつけられ、歪んでしまうのが切ない。辛くても未来に小さな希望をもつ子供たちがいじらしかった。ラストにほんのりと希望を感じましたが、暗さは引き摺る読後感ではあったので、子供たちのその後の人生が少しでも明るい未来に、自分の人生を歩めるようになって欲しいと願いました。
読了日:02月01日 著者:湊 かなえ
女のいない男たちの感想
全6話の短編集。映画『ドライブ・マイ・カー』と印象が変わらなかった。短い小説を上手く膨らませて、世界観を損なうことなく映像化されたと思った。小説も良かった。村上春樹さんの小説は煙草の煙のよう。抽象的で曖昧で不思議な世界観なのに、ほわほわとイメージが浮かび上がって心に染みていく。男性の喪失感と孤独には性的なことも大きく占めるのでしょうか。『シェエラザード』は続きが聞きたくなった。でも、ちょっと気持ち悪かった。『独立器官』は掴みどころのない女性にのめり込んだ男性の結末は哀しい・・・という印象でした。
読了日:02月07日 著者:村上 春樹
ともぐいの感想
序盤から惹き込まれました。むさ苦しい熊爪の山中での暮らしが逞しく、生命力に溢れていて魅力的に感じました。獲った鹿や熊などの解体の様子には、血が滴るときの臭いまで香ってくるようでリアリティがありました。熊との闘いも面白かったのですが、「はんぱもん」になった熊爪の葛藤や死生観が繊細に描かれていて、余韻の残る結末。陽子も逞しかった。力作でした。
読了日:02月12日 著者:河﨑 秋子
家族じまいの感想
久しぶりに桜木さんの小説を読みました。変わらず言い回しが上手くて感服しました。ただ、また床屋やラブホテルが出てきて、それが桜木さんの世界観と言えばそうなのですけど。老々介護と親子の溝。夫婦間のずれ、姉妹の確執。現実問題、皆が皆、家族関係が良いわけではない。家族の問題は一筋縄ではいかないところも現実的で、客観的に見れば滑稽にすら感じます。世代的には共感せずにはいられません。やりきれない想いを見守る釧路の空は、どれほど綺麗なことでしょう。
読了日:02月18日 著者:桜木 紫乃
水やりはいつも深夜だけどの感想
タイトルに惹かれた本。植物をモチーフにしているところにセンスが伺えます。同じ幼稚園に通う子供たちの様々な家庭が描かれている短編集。それぞれの家族が抱える家庭の問題がリアルで共感しました。『砂のないテラリウム』は夫側の目線で描かれていて新鮮に感じました。ちょっとしたすれ違いや夫婦の考え方の違いから綻びは生まれてくるもの。自分の気持ちに蓋をしたり誤魔化したりせず、家族だからこそ伝えて話し合うことが大切。夫婦は『言わなくても解ってもらえる』に甘えやすいかな。
読了日:02月25日 著者:窪 美澄
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