かたじん君とは最初に会って以降、毎日連絡をとっています。2回めに彼が選んだお店がサラの大好きなカフェだったので、地味に嬉しかったです。

スマホを片手に写真を見せてもらいながら１週間の出来事を聞いていました。かたじん君はカメラが趣味なのです。

今回も夜に集まり、前のデートと同じ流れで、勇気を振り絞る感じで2軒目のお誘いがあり遅くまで一緒に過ごしていました。

ただ、男女間の話はあまりしないんですよ。

お互いにずっと敬語ですし、会話の内容は仕事や夢、人間関係、自分の人生に影響を与えた過去の話など、深い話はしていました。

『サラさんと話していて、僕はこれまで人と距離をとって過ごしてきたことに気づきました。それでいいと思っていたのですが…、本当はこういう話がしたかったんだなぁ』

としみじみと話すのでした。

『彼女とはそういう話はしなかったのですか？1年くらい付き合ってたんですよね？』

『はい。僕がそういう話をしたいと思っていても、それができる子ではなかったです。

僕が心を開いていなかったとも言えるかもしれませんが、彼女は自分のことでいっぱいいっぱいで余裕がない感じでした。

会社も辞めていて、実家に帰りたいと言っていて…お互い別れるタイミングを見計らっていた感じがあります』

『そうでしたか。それでかたじん君が別れを切り出したのですね。』

『はい。時間がかかってしまいましたが、決断しました。今は引っ越しするために物件探しをしてるところなのです。めぼしいところは見つかったので、荷造りが大変…』

『え？引っ越し？もしかして、同棲していたのですか？』

『はい。』

あわわわ。まさか元カノと同棲していたとは…。「かたじん君」というあだ名をつけましたが、かけ離れた方向にいっております(^^ゞ

聞くところによると、元カノからの誘いで同棲に至ったようです。

かたじん君はマンションの契約更新の時期だったため、「別にいいか」くらいのノリで決めたそう。

サラがあんなに悩んだ同棲を男性は気軽に決断できるものなんだなぁ。

その経緯から元カノは年上っぽいな、と感じ、こんな質問をしました。

『ところで、たかじんくんが付き合ってきた人って、年上が多いのですか？』

『え？どうしてですか？年下ばかりでしたね。今まで年上の女性と付き合ったことはないです』

『そうでしたか』

今思うと、どうしてこんな無意味な質問をしたんだろう、と思うのですが、かたじん君にとってサラが恋愛対象になっているのか、手がかりになる情報を知りたかったのでしょう(^^ゞ

すでに彼女は実家に帰ったようですが、最近まで元カノと一緒に暮らしていたのだと思うと…複雑な気持ちになりましたね。

まぁ、今はお別れして、引っ越し準備もしているので、気にしないことにしました。

その後は次はどんなところに行きたいか、などを話していて、次は登山に行こう、という話になっております。

登山はサラの趣味の１つなので、かたじん君が合わせてくる感じですね。なるようになれ〜。

↓始めやすい低額な婚活サイトならブライダルネット
サラの体験談による総括⇒婚活サイトのおすすめ


 

よそよそしさがまだまだあります。