本日お嬢達クラスは模試を受けました。
受けましたというか…

10時頃でしょうか…『模試やばい…帰りたい』とお嬢よりLINE。
何がやばいんだかわからない私。
単なる暇つぶしだろうと思い『あそ!』『暇か?』のスタンプだけ押してスルーした。
それから一時間ほどして再びお嬢からLINEが。
『ごめん』と。
私はおふざけスタンプで返信。
お嬢もおふざけスタンプで謝ってくる。
内容はわからないけどとにかくスタンプで謝罪。しばしそれを楽しんでいると
『事情を説明させてください』と。
一旦は『断る』のスタンプで対応したけれど、再び『事情を説明させてください』と言ってくるので『了解!』のスタンプで対応。

お嬢たちクラスの参加者16名中11名は、模試から逃げてきたのだそう。
難しすぎて、全く答えられなかったのだそうです。
学校の企画で受けさせられてる感満載の模試。習っていない問題ばかりで腹たっちゃったそうです。
最終的に『学校は私たちに期待しすぎる!ただ単に物申しても『努力が足りないからだ!』『もっと頑張れ!』で終わってしまうだろうから行動を起こした』ということらしいです。

おー、やるね~

というのが私の感想。
でもそうは言いません。

『わかりました。そこに皆さんはいるのですか?皆さんにお伝えください』と、以後丁寧に敬語でお話し。

あなた方は、自分の頭悪いということを思い知らされて逃げてきたのです。
それを学校のせいにしているのですよ。

的なことをメッセージ。

努力して、学習に対して前向きな姿勢を見せていたのであれば言葉は変わったのかもしれない。
でも、今の私は

怠ける者は文句を言い
努力する者は夢を語る

の言葉しか思い浮かばない。

と。

その後、
どのような理由があるにせよ、残念ながら今回の非はあなた方にある。
本来はこのように行動すべきだった…と話をし、でも気持ちは分からんでもないと言うと、
学校批判の言葉や先生批判の言葉が送られてきました。
中でも、『高校生なのだから自分で考えろって大人扱いするくせに、まだ子どもなんだからって子ども扱いする。どっちなんだよって思う』って言葉の返信は上手かったと思う。
『では、お尋ねします。高校生は大人ですか?子どもですか?』
すると、『自分もそうだな~』的な返事。


最終的に
今回あなた方が行動したことは、正しいことではないけれど、意味のあることには必ずなります。

謝るところは謝罪し、正さねばならぬところは改めて、今回の行動は必要なものだったと思えるよう頑張ってください。

と締めくくりました。

実に1時間のLINEのやり取り。
お嬢のバックには数名のクラスメイトが居たので、お嬢もJKの鬱憤をたくさん訴えてきてくれる。
それを掬い上げるように意識して答えました。
とてもいい会話ができたんですよ。

『このははは、一緒に頑張ろうと言っているように思えるけど、先生は違う』
お嬢のこの言葉はとても嬉しかったです。

損して得取れ
雨降って地固まる

今回の事で、クラスがまとまって
今まであまり話したことのなかった子とも
会話ができたのだそう。
それが一番だと私は思います。

お嬢は先生に報告書的な謝罪文的な嘆願書的なものを書いていましたよ。
明日担任と話をするそうです。

学校の中では比べられない、たった一つのお嬢コース。
コースの歴史も浅いので、学校も手探りだと思います。今後のこのコースの成長の為にも乗り越えるべき学校の壁なのかもしれませんね。