私はもう入浴介助をさせてもらいました。
不思議なもので、「不安だ」とは思わなかったです。
「やってみなけりゃ始まらね~」って気持ちが強かった。
通いの方2名と、ステイの方3名の計5名。
振り返ると、頑張ったなぁ~。

3番目に介助させてもらったおじいちゃん。いつも椅子に座ってウトウト。
唾はあちらこちらに吐くし、口に入れた食事も吐き出す。
周囲にいる方に叱られて、時々大きな声を出したりします。
下の方も半々。私がお風呂に入れる時は既にパンツに用を足していました。

あ~、厄介だ…とは思いましたがね、そこそここなせたんですよ。
手袋すれば、怖いもんなしですわ。

汗だくでお風呂に入れて、着替えをさせて…
もうね、滝のような汗。

…しゃがんでズボンを履かせながら、会話しようとおじいちゃんを見上げたらね…
おじいちゃん、私の汗を手で拭ってくれました。いつも鋭い目なんだけどね、とても優しい目だった。
私、嬉しくてね涙が流れました。
見られたくないから靴下履かせながら泣きました。

家でお風呂に入っていた頃は、歌を歌っていたよ…と言うおじいちゃんには「加藤隼特攻隊」を歌ってね。
デイケアの風呂で歌は歌わないって言っていたこのお爺ちゃんが、湯船につかりながら「加藤隼特攻隊」を気持ちよさそうに歌っていた時は嬉しかった。

帰るとき、お煎餅くれたお婆ちゃん。
「可愛がってもらっているな」と感じて嬉しいです。

8月12日、記念すべき1日となりました。
祝日にしようかな~。