このくらいの季節になると、給食の仕事はきつい
何せ室温35度。そんな中で動くんですからね~。
作業着着て、帽子2枚かぶって、マスクして…
痩せますわ~…気持ちが五月女風15

そんな給食も夏休み前最後を迎え、無事に夏休み突入と相成りました。


保育の仕事は夜7時まで働かせてもらえるようになり、朝は0歳~3歳の早出ちゃん達
夕方は0~6歳クラスのいづれかクラスからの~、3歳から6歳までの遅帰りちゃん達と幅広く接しさせてもらえ、なかなかやり甲斐があります。

で、お年寄りたちと戯れるわけで~

いつも楽しくお話をするお爺様、御年92歳
排泄こそリハパンでしてしまうけれど、その始末は自身でできるし、ふろ介助も足元のお世話さえすればあとはご自身でできる。
何せスタッフへ気遣いをされる方で、忙しそうにしていれば皿を洗ってくれたりテーブル拭いてくれたり。
何せ会話の掛け合いが面白い。
江戸っ子気質の「てやんでぇ~」的な痛快な掛け合い。私、本当に楽しんでいたんですがね。
末期癌ですって。
すんごい元気なんですよ?
着替えも自分でできるし、テレビ見てあーでもない・こーでもないって言ってるんですがね、
末期癌で余命1か月なんですって。
そうなってしまうと、私の働く場所では預かれないのが現実なのだそう。
先日入院をされました。
ご自身の自宅より、施設を好むこのお爺様をどうにかもう少しいさせてあげられやしないかと話し合いをしたんですがね、結局思いだけではどうにもならないことがあるわけで…。

信じられないんだよな~。
だって苦しそうにするわけでもないし、声のハリが無いかな~くらいで憎まれ口をたたいてくるし…。
でもね、幸せだな~とも思うんですよ。
こんなにギリギリまで楽しく元気でいられるわけですから。

気力で生きているらしいこのお爺様。
きっと病院に入院してしまうと、悪化の途を辿ってしまうだろうというのが施設長の見解。
入院とは知らずに元気に施設を後にしたお爺様、もう戻ってくることはないのだろうなと思うと、胸が熱くなって…でも笑顔で見送りました。