うちの2号(仮名=次女、お妾さんではないですよ)。
高校2年生。
めでたくバイト禁止令解除となりました。

女子のくせに、工業高校の機械科に行ってます。
女子率チョー低く、さぞモテモテかと思いきや、
そういう気配全くなし。

子供なんです。
V3(中学2年生ウィリアムズ症候群)と、ガチでけんかするんです。
それがまた、低レベル。

たとえば・・・

食卓テーブルの脇にファンヒーターがあります。
で、
どっちに近い、どっちを向いてる、
と言っては互いに移動させたり向きを変えたり。
二人とも届かないくらい遠くにしなさいとDaddy。
ものも言わずスイッチを切るのはMommy。
何度繰り返したことか。

また、たとえば・・・

二人は同じ部屋で寝るのですが、
2号が「眠ってるなら電気消して」と叫ぶ。
いやいや、眠ってるなら消せないから。
もしくは、その声で目を覚ましたV3が「起きてるし」って言うから。
そうして消す、消さない、の応酬が果てしなく。
あげく、隣の部屋の1号(長女、受験生)がブチ切れ。
何度繰り返したことか。

またまた、たとえば・・・

こっち見ないで、睨まないで、の言い合い。
だーかーらー、
あんたが見るから相手が見ているって分かるんでしょ。
自分が見なきゃ相手が見てるかどうかも分からないでしょ。
もう、いやねえアイシアッテるんだから!
DaddyとMommy、合わせて百万回は説明しましたね。

下の二人がこんな様子だということを、
先日DaddyがDaddyの姉(娘たちのおば)に話したら、
「まだそこ?」
と、呆れていました。

それ以来、Daddyは二人の争いが勃発する度に、
「♪まだそこ、まだそこー、またまたまだそこー」
などと、即興で歌うようにしています。
さすがに、これは、2号としてもプライドが揺らぐらしく、
盛大に不機嫌となり、黙り込みます。
勝ったな、と思います。

勝ったな、と思いますが、後から
(ああ、誰よりもDaddyが一番低レベル)
などと、反省したりして、
こんな子育てで良いのか、いや良くないだろう、
と反語で遊んだりもします。

近頃は、少しハイレベルに、
アイシテないもん、嫌いだもん、という二人に、
「あのね、愛の反対は無関心だって、
 マザーテレサも言ってるよ。
 二人はやっぱり愛し合ってるんだよ」
と言って黙らせてます。

こういうバトル、
なんだか、Williams症候群とは関係なさそうです。
V3は、まだ分かるんです。
でも2号は・・・
彼女が彼氏なんぞ連れて来る日はあるのでしょうか。

というわけで次回は、
外では猫をかぶっているようで、
やけに近所で評判の良い1号について、
その心に潜む悪を暴いてみようと思います。
お楽しみに。