高校の先生や、ご近所の皆さんには、
やけに評判の良い1号(仮名=長女、大学受験生)。

「クラスメイトに気を使う優しい子」
「大人っぽいしっかりした子」

そんな、ありがたいお言葉をいただく度、
Mommyは、
「一体、どこの子ですか?」
とツッコミを入れたくなるのをこらえるのが大変らしい。

従僕の目に英雄なし。
家族の目に聖女なし。

1号の心にも悪魔が棲んでいます。


時々、家族でカラオケに行きます。
歌に対する感受性が強いV3は、
DaddyやMommyの歌にも、しばしば泣きます。

平井堅や奥華子のバラード系では高確率で泣きます。
夏川りみ「あすという日が」で泣きます。
さだまさし「いのちの理由」で泣きます。
V6「Believe」でも泣きます。

Backstreet Boys「I Want It That Way」(怪しげな英語)
で泣いたこともあります。
(その時は、ホントに、何で?と思いました)

いつしか、
Daddy & Mommy は、
V3を泣かすことに快感を覚えるようになりました。

カラオケに行く度、「勝負歌」を用意して、
娘を泣かすことに全力を傾けます。
ヒドい親だと思います。

でも、でもね、
自分の歌で人が泣いてくれるっていうのは、
イイんですよ、やっぱり。
ただ悲しいとは違って、感動してくれてるわけだから。

そんなDaddy & Mommyは、1号に、
「ちょっと、娘を泣かせて喜ぶなんて、人としてどうかと思うよ。
 悪魔だよ」
と、よく叱られました。

が、先日、
1号が、中島美嘉「雪の華」を歌うと、
泣きました。V3、号泣しました。

そして、1号曰く、
「なんか・・・気分いい・・・」

Daddy & Mommyが
「親が親なら、姉も姉だ!」
「お前もやっぱり悪魔だ」
と(自分たちのことは棚に上げて)、
激しく非難したのも当然の成り行きです。

でもこれで、1号にも、
親心(なのか?)が少し分かってもらえたのではないか、
と、思います。

・・・・・

本題とは何の関係もないのですが、
クリスマスなので、ちょっと写真を。
うちの生ツリー by Mommy & V3
今どき、電飾じゃないところがアレなんですけど、
何年か前のクリスマス(いや、結婚記念日だったかな)
に植えた庭のモミの木に、
MommyとV3が100円ショップのグッズで。

さて、次回、
そろそろ、V3がウィリアムズ症候群だと知るまでの思い出話などを・・・