ウィリアムズ症候群と言えば、
「高い社交性」「知らない人にも陽気に多弁に話しかける」
などと紹介されています。

V3の場合は、確かにそうです。
つい先日も・・・

たまたまウチの目の前の道路で漏水があり、
緊急の水道管工事となりました。
午後からだったのですが、Mommyには、
「そういうことは無い工事ですが、
 もし、断水するようならお知らせします」
との説明がありました。

さて、冬休みに入っていたV3、
午前中「やることが、なーい」などと拗ねていたのが嘘のように、
手袋、マフラーで完全武装、
張り切って工事見学となりました。

そして、話しかけるんです。工事のおじさんたちに。
知らない人たちに。

こういう時、止める親御さんもいらっしゃると思いますが、
Mommyは、基本、ほうっておきます。

話しかけられた方は
「ちょっと変わった子だな」くらいは思うようですが、
嫌な顔をするでもなく、だいたいは優しく相手をしてくれます。

そして、誤解もします。
V3は、会話を楽しんではいますが、
内容を分かっているとは限らないんです。

何を思ったのか、一瞬Mommyのところへ戻ってきたV3が、
「やっほー」と言って、また去って行きました。
「はてな?」と思ったMommyですが、
しばしばあることなので「やっほー」と返事をしておいたそうです。

で、しばらくして、水道を使おうとしたら・・・
断水してました。

おそらくは、

工事のおじさんはV3に、
「断水しますよ、ってお母さんに伝えてきて」
というようなことを言ったんだと思います。
そしてV3は、
「断水」の意味はわからないままに、
「伝えて」の部分にだけ反応して、
元気一杯「分っかりましたー」とか言ったんです。

そうして、V3は一度家に入って行きました。
で、戻ってきたのだから、
水道工事の人は、当然、
「断水の知らせ」は届いたものだと考えたに違いありません。

でも、V3が伝えたのは「やっほー」だったんです。
Mommyが聞いたのは「やっほー」でした。
V3、恐るべし、です。

Daddy & Mommyとしては、
こういう「社交性」を悪用されることがないようにと祈ってますが、
その手の心配をしたところでどうにもならないので、
その日も、
そしていつも、
笑っておくことにしています。


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