もう、一月経つのですね(というか、もう今年も半分終わりなんですね)。

 

 

1000年とか500年とかは言い過ぎとしても、100年に一度の大雨であったのは間違いないらしく・・・

 

 

 

直接の親類知人は、びしょ濡れになったとか、帰りが遅くなったとか、その程度で済みましたが、間接的な縁故関係まで含めると、やはり実害を被った方々も何人かいまして。

 

 

豪雨から2週間ほど後、中日新聞にこんな記事がありました。

 

 

(中日新聞6/18-1面)

 

 

 今月の記録的豪雨で住宅や農地の浸水が相次いだ愛知県東三河地方。中でも死者が出るなど被害が目立ったのが、豊川流域の「霞堤(かすみてい)地区」だ。霞堤はあえて堤防に造った切れ目から水を流し、下流域を洪水から守る治水技術だが、大水のたびに被害を強いられてきた歴史も。地区の住民からは対策を求める声が上がっている。(牧原広幸、斎藤徹、鍵谷朱里)

 

 

霞堤を取り上げること自体は良いことだと思うのですが「大水のたびに被害を強いられてきた」という表現は、若干ミスリードと言うか何と言うか・・・

 

 

もちろん「被害ゼロ」に越したことはないのですが、古くから其処に住んでいる人と、最近になって移住してきた人とでは、受け止め方が違うという側面もあったり、なかったりで。

 

今基準で論じてしまうと、これまた間違ってしまうんじゃないかと。

 

 

記事後半は、一応そういった辺りも伝えています。

 

 

 中部地方整備局は水害前から、二〇三四年度にも霞堤四カ所のうち一カ所は堤防を完全に閉じ、下条地区を含めた三カ所にも約二メートルの低い堤防を造る方針を決めている。担当者は「三四年度完成予定の設楽ダムや河川改修で、(霞堤を閉じるなどの対応をしても)豊川の水位上昇を抑えられる」と説く。

 

 今後も残ることになった霞堤地区の住民から「被害をなくすには霞堤を閉じるしかない」(木下さん)との声も。一方、自宅の倉庫が浸水被害に遭ったという同市賀茂町の霞堤地区に住む農業河村トクコさん(89)は「霞堤を閉じたら下流の被害が増える。みんなが助かる対策があったら良いんだけど…」と悩む。

 

 そもそも霞堤は不可欠なのか。愛知大の藤田佳久名誉教授(地理学)は、鉄砲水が起きやすい地質や蛇行する流れなどを挙げ「霞堤がなければ堤防の決壊が増え、(被害地域の)水位はもっと上がっていただろう」と指摘する。

 

 藤田氏によると、霞堤地区ではかつて住民らが水番を設けたり、家の軒下に船を用意したりしていた。「土地の特性を知ることが大切。特に霞堤地区では『水が来る』という意識での備えが重要だ」と話した。

 

 

近頃「警報級」とか「災害級」とかいう言葉が異様に安くなっている気がします。

 

それとの対で「地球温暖化」とか「異常気象」とかも、疑問を挟む余地のないの大前提とされています。

 

 

でもなあ・・・

 

地球とか気象とか、人類の歴史以上に長くそこに在るわけで。そこそこ揺らぐのが当たり前ですからね。

 

 

観測機器が高度になり、情報網が整備されれば、その分、観測史上初は、そりゃ増えるでしょう。

 

河川の堤防をどれだけ高くしても、低い土地で排水ポンプを整備しても、それ以上に、アスファルトやコンクリートで固められた街は、全体としての保水能力がなくなっていて、水は一気にひとところに集中してしまうし。

 

 

だから、被害も我慢しろ、までは言いませんが、正直「100年に一度なら、もう、しょうがないでしょう」と思わないでもないところもあって。

 

 

被害を受けた人と、そうでない人とが啀み合うのではなく、そこは、卑小なる人間として受け入れて、被害を「分かち合う」ようにするしかないんじゃないかなと。

 

 

政府としては、先の豪雨に関して「激甚災害」に指定する方向だそうで。

 

これも「分かち合う」の、ひとつの方法ではありますし。

 

 

前にもちらと触れましたが、豊橋では、ふるさと納税制度を応用して寄付を受け付けてます。

 

 

 記録的な大雨で甚大な被害を受けた愛知県豊橋市では、6月5日(月)からふるさと納税サイトを通じて、災害復興に役立てる寄附金の受付を始めました。河川の氾濫などにより住宅が浸水、広範囲で農地が水没するなどの多いな被害が発生し、市民の生活に大きな影響が出ています。早期復旧のため、皆さまからの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

市内に住んでいて「ふるさと納税」っていうのも変な感じですが、霞堤で守られている土地の者から、霞堤内の人々へということで、ウチも少額ながら寄付しました。

 

 

 

 

 

 

我ながら、自己満足とか偽善とかの匂いがしないでもないのですが、偽りでも善は善。しないよりは良いに決まってる、ということで。

 

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まるっきり関係ありませんが、この週末、V3 は、グループホームで過ごしました。

 

 

 

 

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こちらも寄付がらみ。復活したそうです。

 

 

 

この度は皆様からの多大なるご支援、応援のお声、誠にありがとうございます。

支援してくださる皆様のおかげで支援金を受け取るために必要であった目標金額を達成することができました。

心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 

次の段階として、プロジェクトをご覧になられた方が支援終了していると勘違いされる方もいた為再度目標金額を設定致します。

被害額を再度計算してみたところ一部保険を適用できるものを除いて500万円を優に超えることが分かりましたので、ひとまず当初の被害想定額500万円に設定することをご報告致します。

 

※あくまでもプロジェクトを継続しており募集をしているということを分かりやすくするためです。