着物を着る時、衿を抜いて
“うなじ”が見えるように着付ける
綺麗に衿が抜けるように
着物は「繰越」というものがついていて
仕立てるときのひと工夫になっています。
この「繰越」実は
色々な寸法で仕立てられていて
長襦袢と着物の繰越寸法が揃っていないと
衿が上手く沿わない という不具合が出てきます。
今回は、仕立て上がっている着物の
繰越寸法の測り方をお伝えします。
計算式はこちら
繰越+衿のつけ込み
=背中心の身丈 − 肩山からの身丈
①背中心の身丈はここを測ります。
↓↓↓
②肩山からの身丈はここを測ります。
↓↓↓
この2つの身丈を引き算し
①ー②が、例えば1寸だとします。
この1寸が繰越ではありません。
1寸法は、
繰越と衿のつけ込みが合わさった寸法です。
例えば、衿のつけ込みが3分とします。
この着物は、
1寸ー3分(衿のつけ込み)を計算すると7分
※1寸=10分
繰越は7分 と分かるのです。
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