夫と付き合っていた頃の事。
夫と初めてデートをした日、
夫の実家に連れて行かれた。
後に継子となる子供達は大喜びで、
その辺をコロコロしていた(笑)
その時は、私も「子供」って本当に可愛いなと思った。
けれどもそれも何ヶ月か経つと、
長男(継子1)がだんだん不機嫌になる事が多くなってきて、
私はだんだん長男を持て余すようになってきた。
夫の実家に来たばかりなのに、
いきなり「帰って!」と言われたり。
本当に散々な言われようだった。
その頃仕事がとても忙しく、めちゃくちゃ疲れていて、
正直、週末は家でゆっくりしていたかったけど、
継母になるかもしれないのだから、少しでも子供達と仲良くなっておきたい、と、
疲れた体にムチを打って頑張って会いに行った。
けれども、さすがに毎回理由もなく罵声を浴びせられると、
いくら相手が子供とは言え、本当に心が折れた。
(週に1、2度の事だが、本当に行きたくないと思うようにさえなった)
私には子供はいなかったので、子供の気持ちはよく分からなかったけれど、
多分、私に甘えているんだろうなとは思った。
が、「甘え」だとは分かってはいるが、
長男があまりにも口汚く罵るのに辟易してしまい、
正直、こんな子供の母親になるのはかなり大変だろうなと思った。
(思えば、長男はこの頃からコミュニケーションが下手なんだよね・・・)
それと、その時の義両親と夫の態度にも疑問を感じた。
普通であれば、子供がそんな行動に出れば、
家族は注意すると思う。
けれども、長男が義両親と夫の前で私を罵っているというのに、
誰も何も注意しなかった。
まるでそこに何もないかのように、
完全無視だった。
(思えば、その頃から全くフォローが出来ない人達だったよね・・・)
そして、私も私で、そんな風にいろいろと嫌な予感はしていたのに、
実両親の反対を押し切って結婚した。
(そして今、やっぱりいろいろあります・・・)
その頃から私は、必要以上に頑張ってしまう質で、
長男の事も”継母になるための試練”と思っていた所もあります。
以前の記事でも書きましたが、他人がどうのではなく、
実は自分が一番思い込んでいたのかもしれません
あの時自分の勘をちゃんと信じてあげて、
継母になるという道を選ばなかったら、
こんなにも悩まずに生きてこれたかもしれない。
(今はもう実子がいるので、実子のためにも、できるだけ現状維持でいたいけど(笑))
そういう事もあって、
今は例え他人に何を言われても、
自分の勘を信じるようにしています。
@kotorinosubako
継母業以外の日常は主にこちらでつぶやいています
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