視点を変える事の追記です。

 

とはいえ・・・。

 

”アプローチを変える”と言っても、

そんなになかなか簡単にいくものではないですよね。

 

日々、継子の事を夫に淡々と伝えるようにしているので、

ブログでも淡々と書いてしまいがちですm(__)m

(うまく伝えられなくてごめんなさい)

 

が、内面は嵐のようにいろんな気持ちが渦巻く日々です(笑)

 

今はあまりそういう事も少なくなりましたが、

継子達が小さい頃は、あんまりにも頭に来て、

叩いてしまう事もありました。

(次男(継子2)には牛乳をぶっかけてしまった事も・・・←これはほんま反省m(__)m)

 

でも、そのくらい、追い詰められているという事でもあります。

 

叩かれたりした継子達も痛いし、傷ついていると思いますが、

叩いた方も、同じように、心が痛いし、傷つきます。

(暴言も同じですよね。全部自分に返って来ます。)

 

小さい子供を相手になんという事をしてしまったのだろうという、

自己嫌悪の日々。

 

10年経って、私が思うのは、

継子に対するネガティブな行動を、

決して責めないでほしいなという事。

 

もちろん叩いたりするのは、いけない事です。

 

が、自分を責めるよりも、

まず、なぜ自分がそうなってしまったのかを考えてほしいなと。

 

そして、”ただ、イライラするから”だけでなく、

”なぜ、イライラするのか?”を考えてほしいです。

 

 

私の場合は、”次男が宿題をきちんとやってくれない事”が、

一番のストレスでした。

 

前回のブログでも少し書きましたが、

次男は先生から”字が汚い”と言われているのに、

早く終わらせて遊びたいからか、

書き取りの宿題を丁寧に書かない。

 

だから、毎日2時間ぐらいかけて丁寧に書かせていました。

 

なぜなら、

字を丁寧に書いてほしいから。

将来、成績が悪かったら困るだろうから。

 

でも今、次男が高校生になって思うのは、

そんなに頑張らせなくても良かったな、という事。

 

あれだけ頑張らせて丁寧に書かせていたけれど、

今でも字は読めないぐらい汚い。

が、高校はきちんと合格しました。

 

夕方の忙しい時間にイライラしながら指導していたのは、

一体なんだったのかな~と思います。

(正直、そんな時間は本当に無駄だったと思う)

 

そして気づいたのは、

本当に困るのは、「次男」でなく、「私」だったから。

 

字を丁寧に書いてほしいから

(字が汚いと「私」が先生に言われるから)

 

将来、成績が悪くて困るだろうから

(もし高校に行けなかったりしたら、と「私」が不安に思うから)

 

日常のほんの一コマに過ぎないのですが、

先生からの小言って、意外とじわじわきます。

 

次男の”字が汚い”と言われただけで、

”親である私が見ていないのが悪い”

というように捉えてしまっていました。

 

また、”次男が将来高校に行けなかったらどうしよう?”と、

先取りして不安になり、その不安を解消するために、

何年も前から動いてしまっていました。

 

でも、案外本人は何も困ったり、不安に思っていませんでしたし、

(まだ小さかったから自覚がないというのもあるでしょうが)

また、そういう事は意外とどうにかなるもんです。

 

 

ぶっちゃけ、字が読めないぐらい汚くても、答えが全部間違っていても、

全部書けていて、期限までに提出していればOKです。

(”宿題を期限までにやる”だけで良くて、”きちんと”までは求めない)

 

もし本当にヤバかったら、先生が何とかします。

 

それを先取りして親があれこれ頑張りすぎるから、

学校から見れば特別何も問題がないように見えて、

 

でも実状はすごく大変で、親も子も疲れ切っていた、

という事になっていたのだなと。

(まるで「白鳥の水かき」のよう。)

 

もっと、周りに甘えていたら良かったのだなと。

もっと、困った事や不安な事を見せていればなと。

そしてもっと、自分のためにのんびりすれば良かったなと。

(この話と似ていますね矢印

メモその我慢は何のため?

 

そうすれば、叩いたりして、

自己嫌悪になる事もなかったかな。

 

「経験は宝」とは言われますが、

こんな経験は必要ない。(私だけで充分)

 

その子を将来良い大学に入れたい、

良い会社に入れたい、

と思っているのなら別ですが・・・

 

普通に健康でいてくれたらそれで良い、

と思っているのならなおさら、

親も子も無理しないでほしいなと思います。

(最低限の事だけで良いです)

 

本人が勉強しなくちゃ!と思ったら、

自然とするようになります。

(それまではこちらがどれだけ言ってもしません)

 

もし同じような事で悩まれている方がいれば、

と思い、書きました。

 

 

継子をなんとかしたい、

だからこそ、結婚を選んだのだと思う。

 

けれど、それは、行き過ぎると、

継子のためでなく、自分のためになってしまいます。

 

結局、継子を自分の思い通りにしたかったのかな・・・と。

 

継子は継子の人生、

私は私の人生ですよね。

 

ついつい、いろんな所に目が向いて目くじら立ててしまうけど、

心に余裕があれば、継子達の良い所にも目が向けられるし、

 

そうなってくると、継子も自分たちの気持ち(不安や困った事)を、

言ってきてくれるようになります。

 

何かしてあげるのはそれからで良いのかなと思う。

 

とはいえ、もどかしい時もあり、

腹が立って噴火する時もあるのですが・・・

 

10年経ってもまだまだですが、

まずは”自分の事を考える”と思う気持ちは強くなりました。

 

書いているうちに、何書いているか分からなくなってしまったけれど(笑)

誰かに何か伝われば良いなと思います。

 

@kotorinosubako

継母業以外の日常は主にこちらでつぶやいています(毒吐き注意)

 

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