がん患者大集合が終わって… | 44才ガン科医の胸腺腫ガン漂流Operation!

がん患者大集合が終わって…

約1ヶ月が経ちました。しばらく、そっちの方も忙しかったので、ぼーっとしていましたが、やっと普通の仕事、生活に慣れてきた所です。

今回の大集合で自分の経験を発表して、色々と勉強になりました。

まず、話を始めたときに、多くのお客さんを前にひな壇に上がって、緊張してしまい、パソコンのそばに置いてあった水をがしゃーん!と落としてしまいました。また、パソコンでスライドを進めるボタンもすぐにわからなくて、右往左往してしまい、そんな感じで何とか話していたら、まだ半分も話していない所で、残り5分!(一応全部で15分の枠でした)の札が、1番前にいるスタッフから上がり、びっくりして、わーっと、急いで話して終わってしまいました。

ただ、終わる何枚か前のスライドで、色々ありましたが、子供は作りました!と話して、下の子の写真を出したときに受けてくれたので少しほっとしましたが…
と、いうわけで、自分では大丈夫かな。。。と言う感じでしたが、終わってすぐに、ある患者さんから、共感しましたとお言葉頂き、またお手紙まで頂いた患者さんもいて、直接の反応を感じて嬉しかったです。

そして、同じ会で発表した千葉県重粒子治療センターの先生からは、僕の症例も普通の放射線が適応にならなければ、重粒子治療の適応になるかもしれない。(ただし、300万ぐらいかかるらしいですが。。。)という、光あるお言葉も頂きました。

色々大変でしたが、発表の準備で苦労しただけの報われはあったかなと思いました。大集合自体もたくさんの患者さんに来て頂き、成功に終わり嬉しかったです。
この日記を見て、聞きに来て頂いた方もいらっしゃると聞きました。本当にありがとうございました。