http://www.youtube.com/watch?v=vOFjrXFw9gc
なぜか、突発的に、日本映画専門チャネルでやっていたので、録画してみたのですが、いやぁ、すごい!
本当にすごい!
私、日本経済がダメになったのは、東宝が怪獣映画をやめたのと、三菱自動車がパジェロをモノコックにしたのが原因じゃないかと思ってるんです。
1965年の作品かぁ。昭和40年ってことですかねえ。
いやぁ、あのころの日本ってすごいんだなぁ。
詳しくは、Wikiなんかで、ぐぐってもらうとして、発想がすさまじいですよね。
すさまじい兄弟げんか!
私、この映画、親父に車で映画館に連れて行ってもらって、弟と見た記憶があるんです。
確か、ジャングル大帝と同時上映だったんじゃないのかなぁ。
帰りの車の中で、月がきれいだったのを覚えています。
最初見たときって、なにか、こう、子供ながらも、この筋だと、前作があるんじゃないのかなぁと思ったのですが、それが、フランケンシュタイン対地底怪獣だってのが、分かったのはいつ頃だったのかなぁ。
確か、初めて見た怪獣映画が大怪獣ガメラで、その次が、怪獣大戦争。
正直、ガメラに比べて、ゴジラは、話がややこしいぃ、変な大人の人が子供にわからないことばかり言ってるし、嫌いでした。
そりゃ、そうですよねえ。
ニックアダムスが、水野久美が演じる、X星人に恋しちゃったりして。
すべてはコンピュータが決めるのです。
しかし、あなたは計算外の人になったのです、とか、そりゃ、小学生には分からん。
で、どうも、そのニックアダムスと水野久美の共演する、2作目が、フランケンシュタイン対地底怪獣だったらしいですが、おやじめ、これをすっぽかしたな?今度会ったら、、文句言ってやる。
覚えてたりしてw。めんどくさかったんだよ、怪獣映画詰まらななかったしとか、言ったりしてなぁ。
で、すみません、かなりOTK°の高い話で。
それにしても、すごい。
これ、東宝特撮映画の中でも最高傑作じゃないのかなぁ。
不滅の細胞を持つフランケンシュタイン。
父でも子でもない、兄弟でもない、分身。
それにしても、水野久美がたくさんいるX星人にしても、細胞が分かれると、同じものができちゃう、フランケンシュタインにしても、クローンってことでしょ?昭和40年にクローン技術を描いているんだから、とにかく、あの当時の東宝とか円谷にいた人ってすさまじい知識だよなぁ。
でもね、子供の時、このサンダ対ガイラ、なんだか、今いち、つまらなかったんですよ。
まず、しっぽが無いこと。これ、絶対必要だったのです。怪獣にはしっぽが無いといけない。
これは、ウルトラセブンが嫌いだった理由と同じ。宇宙人に尻尾が無いからつまらない。
それと、体長が20mだってこと。
やっぱり、体長は、デフォルトが、ゴジラの50mですから、20mってのは、やけに小さい。
ところでね、このやけに小さい怪獣ってのは、どうしてかっていうと、日米合作ってやつに多いんですよ。
怪獣が直接人を襲うときに、このくらいのが出てくるんです。
50mっていうと、もう、人間一人一人を追いかけるにはでかすぎちゃって、文明そのもの破壊していっちゃう。
ところが、20mだと、猫とネズミくらいの体格差で、人間を追い回して、つかまえて食べちゃう。
リアリティのある恐怖なんでしょうね。
だから、バラゴンも20mで、人を食べちゃうし、ガイラもそう。
それ以前ですと、バランがそうだったんじゃないかなぁ。あれも、人を食べたっけなぁ?
でも、なんだか、こう、リアリティのある大きさなんですよね。
続く