さて、3戦目の西大和学園。
期せずして連泊となったわけですが、体調を崩さないように嫁さんと充分ブリーフィング。
加湿と、あと特に体を冷やさないように、寝る時に何枚も着て、さらに靴下も履いて重装備にと指令が。
軽く勉強をして風呂に入り、10時半就寝。
夕食があまり入らなかったのは少し気になりましたが、ここまでは順調。
朝5時・・・嫌な予感がして目が覚める。
娘を見ると・・・
毛布からヒッと出てるう〜。
さらに、靴下は脱げてるわ、腹はでてるわ・・・。
触ると・・・あ、冷たくなってるし。
とにかくまた服着せて、靴下履かせて、毛布かけて・・・中に・・・ドライヤーじゃあ〜。
ブロォ〜〜
何とか会場には間に合い、娘も待っていた先生の顔を見て、少し落ち着いたようでした。
そして、私は控室へ移動しました。
あと話はそれますが、西大和学園について、私申し上げたい事ございまして・・・。
今年、英進館は関東・関西の塾としての遠征を断念するそうです。苦渋の決断だったと思います。
そんな中、関西の超進学校が、わざわざ九州まで出向いて入試を受けさせてもらえる事、まずは感謝を申し上げたいです。
・・・この学校、ホントにいい学校ですね。
説明会の説明の時にもイロイロ感じました。
各科目の傾向、問題数から、構成が難易度順になっている事、大問の中の小問の構成も同じく難易度順になっている事、国語なら、問題文の難易度と設問の難易度をバランスをとっている事、文字数のバランスなどなど・・・。
福岡会場の問題は、ラサールの傾向を意識されていたり・・・おそらくこれは他会場も同じように、あえてその地域のトップ校の傾向を意識してるのではないか、と思います。
つまり、西大和学園は、広く優秀な生徒を望んでいるのだなと。これは、ただ単に出張現地入試をしているというか事でなく、根本的な考え方が他校とは全く違うような気がしております。
普通難関校は、優秀な生徒を集めるために、入試で優秀でない生徒をふるい落とそうとします。
でも西大和学園は、なんというか・・・各地の優秀な生徒を、能力以外の所でうっかり落としてしまわないように、むしろ注意深くすくい上げているような感じといいますか・・・。
だから、受験票を忘れる事くらいで優秀な生徒を逃してしまうリスクをなくすために、受験票をもってくる必要をなくす。
各地の難関校と傾向が違う事で、優秀な生徒を逃してしまうリスクをなくすために、あえて問題をそちらに寄せていく・・・。
先程娘から聞いた話では、トイレから帰ってくる生徒が遅れそうになったら、その生徒を待って試験を始める。
設問に不備があれば、可能な範囲で時間をのばす。
使用不可な定規をもってきた子供には、用意していた定規を貸し出す・・・。
こんな学校他にありますかね?
やはり一貫した意思を感じます。
ホント、もし女子寮があればなあ〜と、つい考えてしまいます。
久留米附設なども、行き場のない優秀な女子の受け皿になって近年飛躍した事は各所で語られておりますが、それでも通学時間が異常に長くなったり、通学出来ない距離の女子もいると思います。
こうしたトップクラス共学校通学困難地域の女子って、個人的に少子化時代における、進学校の最後のフロンティアだと思うんですよね。
是非、日本屈指のチャレンジ精神を持つ学校である西大和学園様には、女子寮とまでは言いません、少人数の女子専用下宿からでもいいので、このフロンティアに最初に挑んで頂きたいと思っております。
余談が長くなりました。
控室では、生徒が解いている問題が保護者も見れるようになっていました(国・算)ので、恐る見て、一通り解いてみました。
「こ・・・これは・・・」
漢字、語句、論説、物語、全てかなり難しい。
いや、読みやすいんですけど、設問がかなり難しいんです。
これは娘では良くて6割、おそらく5割取れるかどうかかも・・・しかもあの状態で、太刀打ち出来るのか?。
得意の国語で差がつかないなら他科目の勝負になりまするが・・・超難関校の西大和・・・これは正直終わったかも・・・。
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