内村宏幸さんの放送作家Class(2013)に通っていたのですが、昨日が最終日でした。 | おもしろくまとまらない

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書きたいときに書く

ここ2300日くらい、放送作家スクールに通いたいと思っていた。内村宏幸さんがコント台本に重点を置いた放送作家Classを開くと聞いて、申し込もうとすぐに思った。

私はコント自体が大好きで、ライブやテレビやDVDやyoutubeでコントを見ているときが幸せ。
学生の頃は自分が書いた台本を数少ない友人や役者志望の方や芸人さんに演じてもらう機会が何度かあったけど、きっと恐ろしいくらいに自己満足な台本だった。

「それでも、もっとそういうことしておけば良かったのかもしれないなぁ…」と、振り返っては残念に思っていた。だけど他の受講生の多くが「コントを書いたことがない」と言いながら、自分より良い台本を書いていたので、そういうのあんまり関係ないなぁと思って、ちょっとホっとした。

スクールに通うには定時前に会社を出ないと間に合わないので、申し込む前に、上司に内村先生が毎週現れる講座がいかに凄いものなのかをアピールした。ゴールデンウィーク目前に、「もしダメだったらWEB通信の方にしよう」と思いながらやけに熱いメールを送ったら、あっさり了承を得た。

スクールではコント台本以外にも、企画書や発想的なもの等、コンスタントに宿題が出た。締め切りがないとぼんやりしてしまうので、宿題が出るのは有難いし、他の受講生の書いたものが面白いと、その空間に自分もいるということが嬉しかった。

コント台本は3回書いた。

1本目は、とにかく好きなものをそのまま提出してみようと思った。
日常に現れるファンタジーで非日常で動物っぽい人物が好きなのだけど、自分にとっての「普通」は、自分以外の人にとっての「普通」といつも一緒というわけではないし、自分に技術もなく、難しい。
2本目は、身振り手振りまで想像してみようと思った。
3本目は、イラっとした過去の記憶をアホな話で消化したいなぁと思った。

文字制限を意識して書いたり、テレビやライブのコントを書起しながら、これまでに見てきたコントが驚くほど無駄がなくて、めちゃくちゃ凄いものなんだということが改めてわかった気になった(会話劇が嫌いという意味ではない)。数分の物語で何度も笑えるって怖いくらい最高なコンテンツだと私は思う。

自分のダメダメ感にはヘコむけれど、ここ数ヶ月でコントがもっと好きになった。

これまでコントを文字に起こすことはあっても、意識が違うところにあった。(台本が売っていないから収集できないという理由で何度か作業としてやった。)
全部のコントを活字でも読めたら、演技力や人物の力を改めて知ることができる気がする。

1000億円を自由に使って良いなら、可能な限りのコントを全てテキストにして、映像も保存、カテゴリーやキーワードで検索できるようアーカイブ化して、フレッシュジュースを飲みながらそれを見たり読んだりして、コントを作った芸人さん作家さんに著作権料各15万/月くらい振り込みたい。
でも1000億円で足りるのかも、余るのかもわからないし、1000億円なんて降ってこないので、大好きなお笑いに関わって生きていく術を2014年12月までに見つけたいと思った。

全20回のスクール。昨日が最後の日で、終わったあとの成り行きで受講生で居酒屋に行った。授業後にはいつも何人かでカフェに行っていたけど、居酒屋に行ったのは1度しかなかったので新鮮。
そのあと2人を勧誘して(※まわしものではない)新宿ロフトプラスワンのオールナイトライブに行った。このブログ、途中まで朝方の電車で書いたので支離滅裂かもなぁ…。

だらだらとまとまりなく具体性のない感想になってしまったけど、次があるなら次も通いたいくらいに、通って良かったと思っている。
授業中にとった具体性のあるノートは定期的に読み返そうと思う。

悔いは最後に勢いで質問できなかったことと、みんなで大喜利できなかったこと!
大喜利は受講生のみなさんにLINEして、どっかの会議室を押さえてわいわい試みようと思う。



もし次があるなら、迷っている人は行った方が良いと思います。
とにかく内村先生が素敵すぎるので!!(※まわしものではない)


そしてここ2000日くらい思っていた、「一人暮らししたい」を、今月か遅くとも年内に叶えるぞ。



▼あとで書こうメモ
今更観た「桐島」「A2」
ミニコミが完成した
12/20 THE MANZAIサーキット
12/28 シブカル祭の映画3本
我人祥太さんのブログを読み返した
載った・嬉しい・投稿を続けよう
11/1 K-PRO児島さんのトークライブ