風邪は少しよくなったが頭痛薬はまだ手放せない・・・

昨年から今年にかけて、いろいろ努力の甲斐あって仕事が増えたのはいいけれど、なにしろ同時にやらなくてはいけないことが山ほどあって、パニック状態に陥ってしまった。その上家庭も決してサポート万全というわけではなくむしろ問題だらけ。

それは例えて言うならお手玉の名人がたくさんのお手玉を空に抛り上げるような難しい芸当を、私が無理やり課せられているようなものだった。
できるだけ多くのお手玉を抛り上げながら、落ちて来るお手玉を決して地に落としてしまわないようにまた抛り上げなくてはいけない。
それは面白くスリルがあるものの同時に恐ろしく神経を使う疲れる作業だった。

その結果、
今年の春にはついに、鬱か? と思われる症状が出てしまった。
何もしたくない。何も手につかない。
誰の言葉もわずらわしい。


私はその状況を受け入れることにした。
2ヶ月あまり、ある一部の仕事を受注しないことにしたのだ

不思議なことだが
その手のかかる仕事を受注しないと決めたとたん、その関連の仕事がパタリと来なくなった。

そのおかげで私は、仕事を断ると誰かにそれをさらわれてしまうのではないかと不安に思う必要なく、比較的ゆっくり時間を過ごすことができた。

そして、夏に入り、また自分に始動エンジンがかかると、その仕事は戻って来たのである。

神様が本当にどこかで私を見ていてくれたのかもしれないと思った。

それから私は自分の仕事のやり方や生活の仕方についてもっと考えなくてはならないと思ったのだ。

貧乏暇なし状態が続き、また鬱にまで追い込まれるのを避けるために。

(不定期に続く)