「シンプルライフ」があちらこちらでよく推奨されている。

ではシンプルライフとは何ぞや? と問うときっと答えにはいろいろあるのだろうけれど、

私なりに勝手に定義してみると、「生活を簡単にする」ってことかな。
余分な物は持たない、買わない。

周囲の人からは私はどちらかというと浪費家というよりしまり屋だと思われているようだ。自分でもきっとそうなのだろうと思う。衝動買いはほとんどない。物を購入する前にはよくよく考える。

そんな私なのに、引越しのときには愕然とした。

あまりにも物が多すぎて。

本にしろ、靴にしろ、洋服にしろ。

なんでこんなものまであるん!! と泣きたくなった。
かといってその「物」を捨てることはできないのだ。いつかは使うかもしれない。いつかはいるかもしれない。だから、とっておいたほうがいいはずだ。

そう思うのだけれど、実際新居にそれらを運び込んでも、手にとることはほとんどなかった。

この「物をたくさん所有する」ということが、実は「貧乏暇なし」の新たな一歩を作り出しているということに気づかなくてはならない。

物をたくさん買う→お金を使う→貧乏になる
物がたくさんある→取り扱い(メンテナンス、掃除、物を探す時間など)に時間がかかる→暇がなくなる

ああ、なんという因果な関係だろう・・・。

(気分次第で続く)