この年になっても、想像もしなかったことが起きるんだな〜 と実感する出来事があった。
個人情報を守るため、ここで詳しくは話せないけれど。
自分にとっての常識が、他人にとっては全然常識じゃないんだなと思い知らされた。
ああ〜 いくつになっても学ぶことがたくさんあるもんだ。
逆を言えば、この年になるまでそういう人物と遭遇することなく、生きることができた自分はとてもラッキーだったんだな。
請求書は期日までに払うこと、身の丈に合わない贅沢はしないこと。
これは自分にとっては、小さい頃から身についている常識だった。でも、その価値観を共有しない人もいるんだな、ってことに驚いたのよ。
日本人は成人する前に全員、この漫画を読んでおくべきだと思う。↓
最近はユーチューブでも読むことができるんだね。
ウシジマくんシリーズには、実際なかなか存在しないような超人が出てくることもあるけれど、そういうのではなく、ごく普通の人々の日常が、ちょっとした見栄や怠惰でとんでもないところまで堕ちていくというエピソードも多々ある。
それらのエピソードを読んでおくだけで、何らかの参考になろうというものよ。
スウェーデン人なら、この長寿番組Lyxfällan(贅沢の罠)を見ておくよろし。
こちらは漫画ではなくドキュメンタリー番組。何も考えず消費しているうち、いつの間にか負債が何百万円から何千万円単位に膨らんだ個人または家族が、専門家の助けを借りて、経済危機を脱出するというお話。
パーティーとブランド物のために首が回らなくなった若い男性 ↓
しかし、この番組に助けを求める一般視聴者の、全員が全員、借金地獄を脱することができたわけではない。
中には自己破産しか道がなかったり、どうしても贅沢がやめられなくて、専門家との契約を反故にすることもある。
これらのケースでは、何も考えず欲望のままに進んでいったら借金がいつもの間にか積み重なった、いつか魔法のように借金が消えてくれるかと思って先延ばしにしていたが、そんなことは起こらず、そのうちどうしても向き合わなくてはいけない事態となった、という人が多いような印象を受ける。
やれやれ・・・ そうなる前に、やっぱりウシジマくんを読んでおこうではないか。
私の一番のオススメは「フリーターくん編」だね。ウシジマくんシリーズにしては珍しくハッピーエンドだしね。
(今日のスウェーデン写真)
ストックホルム南駅の近くで見かけた、自作の編み物を道端で売っている婦人。
新聞の調査によると、物価高とガソリン代高騰の今年、クリスマスプレゼントとして一番人気なのは手編みの手袋だそうだが、はて?!