先日、日本から旅行にやって来た同年代の女性に会った。

実は私は彼女と直接面識はなかったが、せっかくストックホルムまで来られたのだから、というので郊外にある眺望のよいサマーレストランに案内し、一緒に食事をした。

 

私同様アラカンの彼女は、大学卒業後ずっと同じ会社に勤め、最近早期退職をしたのだそうだ。

女子なのに工学部を出て(私達の時代は、工学部に進学する女子はとても少なかった)就職時は女性でも働きやすい会社を探して、IT関連の会社に入ったのだそうだ。

 

聞きはしなかったが、ずっと独身でここまで勤め上げた様子だった。

話の感じから、とても優秀で何事に対しても好奇心がある方であることが見てとれた。現在は東京郊外で年老いたご両親と一緒に暮らしているらしい。

 

学校を卒業して以来、30年以上も同じ会社に勤めたなんてすごいなあ。。。滝汗

 

何事も長続きせず、あちこちフラフラする人生だった自分と比較して、全然違う人生を歩んだ人に感心してしまった。

 

私も彼女のように自分の適性とかよく考えて就職先を選んでいたら、今でも同じ所で働いていたのかしらん。。。えー

 

と考えてしまった。

とはいえ、いつもフラフラしている私のことだから、きっとどこに行っても腰が落ち着かなかったであろうことは想像にかたくない。何か楽しそうなもの、刺激がありそうなものを見つけると、深く考えずに飛びついてしまうのがいつもの私なのであろう。

 

50代になってわかったことだが、高校・大学時代の同級生女子にも、この年まで独身という人はけっこういる。

そういう生き方でもよかったんだなあ、と思う。でも安定した仕事を持つか、もしくは親と同居できればの話だが。

 

どんな生き方をしても「もし別の道を選んでいたなら」という思いが頭をよぎるに違いない。

そう、それはきっと誰でも・・・。

 

最近YouTubeにも飽きてきたけど、たまに面白い人を見つける。

この男性、思った以上に料理上手、かつ若い頃の話が目も当てられない ↓ 若い頃ってなんで皆んな馬鹿げたことをしてしまうのでしょうね?

 

 

(今日のスウェーデン写真)

 

近所のお宅の庭に咲いたマグノリア

 

このお宅の持ち主は今、ギリシャに滞在しているが、私は「庭のマグノリアが気になるので、写真を撮って送ってくれ」と頼まれたのでした。