私が好きなYouTubeチャンネルの一つ、宋世羅さんの羅針盤チャンネル。
内容はビジネスと心理についてのものが多いが、これは特に興味深い ⇓
彼によると、人にはざっくり言ってサラリーマンタイプと野良(雇用されずにフリーランスや自営で稼ぐ)タイプがあり、
野良型の人がサラリーマンになると苦労するし、またその逆も然りということだ。
私はというと、今になってわかるのだが、完全に野良型だと思う。
サラリーマン時代は窮屈で、とても苦しかった。なぜか周囲の人を怒らせてしまうことも多々あった。自分がサラリーマン型ではないことに、もっと早く気づいて対策を練っていれば、楽に生きることができたのに、と残念に思う。
しかし、私が若い頃はまだ日本も景気が良くて、大学を出たら企業に雇用されることが当たり前だと思われていたのだ。
また、最近になって母と話していてわかったことだが、
うちの母はずっと自営をやっていることもあり、自分の子供たちをサラリーマンにする、またはサラリーマンに嫁がせることが夢だったのだそうだ。彼女にはサラリーマンに対する憧れがあったのだ。
でも結局その夢は叶っていない。
なぜなら私も弟も、宋世羅さん言うところの野良タイプの人間だからだ。どんなに頑張っても、サラリーマンの価値観に合わせることができなかった。
結果、野良でも十分生きていけている。
しかし、もっと若いうちから、自分は野良である、サラリーマンにはなれないと自覚し、母の希望になど耳を傾けず、自分に合った道を模索していたら、人生はもっと充実したものになっていたかもしれない。
ちなみに、サラリーマンタイプと野良タイプ、どちらが偉いというものではない。人の向き不向きというだけである。
宋世羅さんによると、野良タイプの人は内省が好きで、あれこれ考えるのが得意。一方サラリーマンタイプの人は自分の内面の欲求など考えない方がよいようだ。
しかし、インターネットの世の中っていいなあ。こんなことを教えてくれるような有益な情報に、家にいながら手が届くんだもの。
昔は、自分の中でモヤモヤしていても、親や先生の言うことを聞くしかなかった。たとえそれが本人の資質に合ったものでなくても、他の選択肢を研究する方法が限られていて、結局は親の言う通りの人生を歩むしかなかったのだからね。
21世紀にバンザイだな!
(今日の日本写真)
11月帰国した際、阪神百貨店内にあるカフェにて。フルーツで飾られたクロワッサン二つと、コーヒーカップは金継ぎしているのかな? スウェーデンではめったにカフェに行かない私なので、一人の楽しいカフェ時間を堪能しました。