キョコ誕のお話ですが、甘さありません。オリキャラも出てきます。
くわえて、蓮キョのお話でもございません。それでも、OKと言う強者の方は下からどうぞ
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「ままー、いってらっしゃ~い。」そう言って、キョーコに元気よく手を振るのは、ツインテールにし、目がパッチリしたたキョーコに瓜二つの3才の女の子。
そう娘に言われても玄関先から動こうとしないキョーコに、「かなちゃんとちおりちゃんがまってるよー。」と追い打ちをかけるが・・・・
娘を抱っこしている蓮からも、「キョーコ、愛香(あいか)は、俺が見てるから琴南さんたちと楽しんでおいで?」と、背中を押されたけれど、
キョーコは口を尖らせて、「あなたが愛香を見てくれるのは嬉しいけど、愛香を甘やかし過ぎるから心配なの!!」と恨めしげに蓮を見た。
「だ・・・い丈夫だ・・・よ?甘やかさないから・・・」キョーコから目を逸らしつつそう言う蓮を、キョーコがジト目で見ていると、
その時、しびれを切らした愛香が「も~、お出かけして!!あいか、ぱぱとらぶらぶしたいんだから。」と追い打ちをかけてきた。
キョーコは愛香に目を合わせると、「ちゃんとパパの言うこと聞いて、いい子にするのよ?」と言うと、
「あいか、いいこだもん。ちゃんといいこにするよ。」反抗期なのか、普段はキョーコに口を叩くことの多い愛香は、なぜか今日は機嫌よくそう言う。
「それじゃあ、行ってきます。」とキョーコが玄関に足を向けた途端、腕を掴まれた。
「キョーコ、忘れ物。」と言って、蓮は3才の娘が見ててもお構いなしでキョーコにキスをした。
「あ~!!ままばっかりずるい~!!あいかもぱぱにちゅーするの!」と言って、愛香は蓮のほっぺたにキスをした。
顔を崩壊させながら蓮は、「キョーコ、気をつけて楽しんでおいで。」とキョーコを送り出した。」
キョーコが角を曲がり姿が見えなくなった頃、「ぱぱ、もういいいかな?」と愛香が尋ねた。
「うん。もう大丈夫だと思うよ。早速やろうか。」と蓮が言うと、
「うん!!」と愛香は元気よく返事をした。
《つづく》
あちこち、書き散らしております。この作品は、2・3話程で終わる予定です。