普通の一日1 | お気楽ごくらく日記

お気楽ごくらく日記

白泉社の花とゆめ誌上において連載されている『スキップ・ビート』にハマったアラフォー女が、思いつくままに駄文を書き綴っています。

キョコ誕のお話ですが、甘さありません。オリキャラも出てきます。

くわえて、蓮キョのお話でもございません。それでも、OKと言う強者の方は下からどうぞ


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「ままー、いってらっしゃ~い。」そう言って、キョーコに元気よく手を振るのは、ツインテールにし、目がパッチリしたたキョーコに瓜二つの3才の女の子。


そう娘に言われても玄関先から動こうとしないキョーコに、「かなちゃんとちおりちゃんがまってるよー。」と追い打ちをかけるが・・・・


娘を抱っこしている蓮からも、「キョーコ、愛香(あいか)は、俺が見てるから琴南さんたちと楽しんでおいで?」と、背中を押されたけれど、


キョーコは口を尖らせて、「あなたが愛香を見てくれるのは嬉しいけど、愛香を甘やかし過ぎるから心配なの!!」と恨めしげに蓮を見た。


「だ・・・い丈夫だ・・・よ?甘やかさないから・・・」キョーコから目を逸らしつつそう言う蓮を、キョーコがジト目で見ていると、


その時、しびれを切らした愛香が「も~、お出かけして!!あいか、ぱぱとらぶらぶしたいんだから。」と追い打ちをかけてきた。


キョーコは愛香に目を合わせると、「ちゃんとパパの言うこと聞いて、いい子にするのよ?」と言うと、


「あいか、いいこだもん。ちゃんといいこにするよ。」反抗期なのか、普段はキョーコに口を叩くことの多い愛香は、なぜか今日は機嫌よくそう言う。


「それじゃあ、行ってきます。」とキョーコが玄関に足を向けた途端、腕を掴まれた。


「キョーコ、忘れ物。」と言って、蓮は3才の娘が見ててもお構いなしでキョーコにキスをした。


「あ~!!ままばっかりずるい~!!あいかもぱぱにちゅーするの!」と言って、愛香は蓮のほっぺたにキスをした。


顔を崩壊させながら蓮は、「キョーコ、気をつけて楽しんでおいで。」とキョーコを送り出した。」



キョーコが角を曲がり姿が見えなくなった頃、「ぱぱ、もういいいかな?」と愛香が尋ねた。


「うん。もう大丈夫だと思うよ。早速やろうか。」と蓮が言うと、


「うん!!」と愛香は元気よく返事をした。


《つづく》

あちこち、書き散らしております。この作品は、2・3話程で終わる予定です。