こないだ夜中眠れなくてTV見てたら劇団新感線の特番みたいなのやってた。

そんで、OMSが出てきて、なんか色々思い出してもやもや。


昔OMSでとある劇団の芝居を見て、もの凄く心動かされて。
すぐにチケット取って二回目見に行って。
数日経っても言い表せないような感情はおさまらず、勇気を出して事務所に電話して、劇団に入りたいと言った事がある。

感動してとか、興奮してとか、舞い上がってとか、憧れとか、そうゆうので出来る世界ではないとわかっているし、冷静だったつもりなのだけど、あのときは何故か私はこの劇団に入ってこの人達と舞台に立つんだ!!と強く思った。

あの時みたいな、強く心を動かすものに出会えていないなぁとか、あの時の私みたいに強い気持ちで何か行動出来ていないなぁとか、なんか色々考えていたら少しもやもやしてしまった。

今芝居出来てないのは、時間的な事とか金銭面もあるのだけど、前回の公演の時の事を引きずっているから。

じゃあ今までは完璧だったのかとか、演技は上手かったかとか、言われたら全然なんだけど、前回のは本当に色々と酷くて、もう舞台に立っちゃ駄目だって思ってしまった。

芝居は好きだし舞台もまたやりたい。
でもなんかもやもやが止まらない。


その日、用事で出掛けて、待ち合わせまで時間があったのでうろうろしてたら見付けた。

クロの日記-120711_161249.jpg

12人の優しい日本人。

私が今お世話になっている劇団で初めて舞台に立った時の脚本の元ネタの話。

古いテープだからもう再生出来ないかもしれないけど、何故かこのタイミングで出会った事に意味があるような気がして購入。



いつか色々と乗り越えて、また出来るようになったらいいな。