まずは
おかげ様ブラザーズのWebRadio
http://www.okagesamabrothers.com/webradio/index.html
聞いてみてください!

第三十五話 『TOY森松の目標 年内結婚!』
でも語られておりますが
おかげのきんた・ミーノさんとマネージャーの上井尾さんに
ちん毛Tシャツを送った時の話です!


Tシャツの御礼にきんたさんよりメールをいただきまして
それがあまりにも洒落ているので紹介させていただきまっす!!!!!



きんたです。

ちょっと遅くなったけれど、上井尾からCDとTシャツ手元にいただきました。
そのお礼のメールです。

Tシャツを取り出した時『たのむから入らないでくれ』と思ったけれど、残念ながら着
ることができました。
俺は今、二度の離婚を経験し実家で両親と三人で暮らしています。
現在76才になる父も母も世間様と歩調を合わせながら慎ましく生きています。
父は世界遺産『霊峰高野山』の麓で町役場に勤め、長い間教育長も務めさせて頂き、
小さな田舎ながらそれなりの人格者として地域の皆さんに慕われております。
その息子が二度の離婚を経験し、実家に戻っただけでも充分に親不孝であるわけで、
俺は日々身のすくむ思いで暮らしております。

実家の裏には畑があり、両親が、自分ちで食べる分だけですが自家菜園で野菜やお茶
を栽培しています。敷地の周りはヒバの木で生け垣があるので畑の様子はほとんど見
えないのですが、一番陽が当たる一角だけはその生け垣もなく隣接する私道から丸見
えになっており、そこに腰の曲がった母が毎日洗濯物を干しています。

先日、君から送って頂いたTシャツを、他の洗濯物と一緒にいつものように洗濯かごに
入れておきました。(俺は新しいものは何でも一度洗いたいのです)そうすると母が洗
濯をして俺の部屋の前にたたんでおいてくれるのです。

昨日、その洗濯物がいつものように部屋の前に置いてありました。
黒地に金の『チン毛ボーボーTシャツ』だけが裏返したままたたまれておりました。
つまりは干す時点で、あるいは洗濯の時点で76才の腰の曲がった母が『チン毛ボーボー
Tシャツ』を裏返したのであろうことはおおよそ想像がつきました。
俺は思わず、その『チン毛ボーボーTシャツ』を胸に抱きしめて嗚咽しました。

この50才でひげ面でバツ2の息子がどのような魂胆でこの黒地に金の『チン毛ボーボー
Tシャツ』を所持するのかと、俺が洗濯かごに投げ入れたその瞬間から今日に至るまで、
長年の家事ですっかり小さくなってしまった背中と曲がった腰をタタキながら思い悩
んでいる母のことを思うと、いてもたってもいられなくなり、台所で黒豆を炊いてい
た母の背中を後ろからしっかり抱きしめ「かーちゃんごめん!俺もう『チン毛ボーボー
Tシャツ』には二度と手を通さないから。もう二度と『チン毛ボーボーTシャツ』は洗
濯させないから。」と叫びました。

母は少し驚いていましたが黒豆を炊く手を止めず、湯気に目を落としながら「とーちゃ
んが世間様に恥ずかしい思いをしなすったら可哀相じゃけん。あげんなこつ、呪いの
言葉ば書いとらっしゃる服はよ、明日、裏山の鎮守様の大銀杏の下に埋めてきたらよ
かろうもん。」と言って笑いました。

その日夕食に出た黒豆は少し夕焼けの味がしました。

和歌山地方寓話集第2巻より 『チン毛ボーボーの恩返し』 権俵米三氏所蔵




Tシャツを裏返していた話だけ本当です(笑)。

ありがとう。   おかげ様ブラザーズ kinta mino


(笑)






おかげ様ブラーズとは関西出身のコミックバンド!
うちの「地球防衛戦隊キョマン」の素です!
というか丸パクリした元のバンドです!
「仏教戦隊ブッダマン」
http://www.youtube.com/watch?v=jVtrX9R7v2c

聞いていただいてわかるのですが
ホンマの丸パクリで
いつか怒られてもいいから会いたいと
あえて丸パクリしてました!

で、数年後、
劇団☆新感線出演でスマイリー司さんと一緒に仕事をすることになり
おかげ様ブラザーズのメンバーともお会いしたり仕事したりするようになるなんて
高校生の俺様は思ってなかったもんなー!

念ずれば叶う!

まだまだ念じまっせ!!!!!!!!!!