私の人生は恐らく他の人が聞いたら驚く程、必ずZARDがいた。


そして、5月27日になると毎年、自分はどう生きようかな、と考える。
リアルタイムでZARD楽曲と共に生き、進み方を選択をする時にはその言葉を頼りにしてきた私にとって、2007年以降は、これからどうする?という自問の繰り返し。

ZESTという活動を続けてきて、好きを表現できる機会をこんなに長い期間沢山与えてもらったことは感謝の言葉では足りない。
困ったまま止まってる気持ちを坂井さんの作品に乗せて歌わせてもらう事が救いでもあった。
夢を持ち、ずっと追い続けた結果、今でも私は歌い続けることが出来ている、とも思っていた。

けれど最近の5月は、私があの頃憧れていたのは、歌う事じゃない気がしてならない。
ZARDに惹かれて歌っていたけど、本当はただ、坂井さんが描く世界に出てくる人間たちのように瑞々しく懸命に生きる事に憧れていただけだったのではないかなぁ。
そんな風に自分もなりたくて、その登場人物たちを演じてみるには歌うしかなかった、という後天的な理由で今この生き方を選択してるのであれば、ちょっとそろそろ軌道修正を。
今年の今日は何となくそう思えてきて。


私は自分の残りの時間でやりたい事が5つある。
その中には音楽でも歌でもないものもあるし、運良く仕事に関わるものもある。
その5つのバランス、今私の中でどうなってる?
このペースじゃ何もかも間に合わない気がして、あれの為にはこの世界をこう知ろう、とか、現在脳内シミュレーション中。


毎年やってくる、どうする?に対して、今年は自問だけに留まらず、自答が出来そう。
今以上に私らしさをふんだんに織り交ぜた生き方を。
やっぱり何かを選択する時はこうしてZARDと共に考えるという流れになってくるのはもう多分一生だからそれは良しとしとく。


脳内BGMは変わらずZARDで、マスクをしてるとぶつぶつ歌いながら歩いてても気づかれないのが利点かも(`・ω・´)!?