うふふ、聞いてちょうだいロムリー。
ロムリー:「はい、どうしたんですか?奥様」
アタクシ、「筆写」で毎朝ほんの数十分だけど、
地味に英単語を写していたのよ。
そうしたら、アタクシの愛用している
Uni Style Fit の茶色のペンが、
すっかり空になって書けなくなったの。
なんか、
『インクがなくなるまでペンで書いた瞬間』
とか
『Campusノートを最後のページまで書いた瞬間』
って、すごく達成感があると思わない?
学習効果の是非は横に置いておいても、
なんだか、
『I did it!!(アタクシ、勉強したわ!)』的な
喜びを感じるわ。
ロムリー:「わかります!それ!
……あたしはあんまりそんな瞬間はないんですけど(爆)」
気のせいか、
書き写した英単語が、脳に残っているような
感じがするわ。
どちらかというと、手が記憶してくれている、という
雰囲気かしら?
スポーツと同じで、
何回も手を動かしてくれると、
身体が単語を覚えてくれるのかもしれないわね。
ロムリー:「スポーツ……そうかもしれないですねえ」
それに、アタクシ、書いていて
気づいたのだけど、
実は「日本語」特に「漢字」の訓練に
なっているのよ。
アタクシたち、どうしてもパソコンで文字を打つことが
多いじゃない?
だから、日本文を書くときに、
『あら?あら?あら?
英単語よりも漢字がわからなくってよ』
て思ったのよ。
日本人なのに、(*)
アタクシ、漢字を辞書を見ないと
書けなくなってしまってたわ。
(*)レディー・ミッチェルは日本国籍を取得し、一日本国民として生活しています。
この際、漢字と英単語の両方の訓練をするつもりよ。
ロムリー:「ぎっくう。
そういえば、あたしも、かんじ感じカンジ漢字?
げ~~~!漢字がわからなくなってるう!!!
一緒に筆写させてください!
レディー・ミッチェル!」
もちろん大歓迎よ!ロムリー
ごきげんよう
(ラスカル、柱の陰からこっそり覗いている)
ラスカル:私はこーゆー案外地味なレディーが好きだ……。
私の春風……電子辞書を貸してやるべきだろうか。
いやいや、私は影に徹しなければ。
ちなみに、ストーキングではない。
見守っているだけだとも。