生後4~5ヶ月までのパピー期、社会化において最も大事な時期です。
この時期に、あらゆるサイズの社会化がなされた成犬と接して
犬との関わりかた、相手をリスペクトする事をパピーに学ばせるべきなんです。

この時期のパピーは好奇心の塊ですし自分のしたいこと最優先ですから
当然、先輩犬にしつこくして叱られます。
この叱られること=教育的指導が大事なんです。
きちんと社会化がなされた成犬は、4~5ヶ月未満のパピーを
怪我させるようなことはしません。
パピーを組み伏せたり、ガウッと咬みつくような素振りでも
ちゃんと手加減をしてくれるんです。

そうやってパピーは犬との関わりかたを学んでいくんですが
どうしても、この時期に大事にし過ぎてしまう飼い主さんが多いです。
そして思春期に入って犬との接しかたを学んでないうえに
チャレンジ精神が芽生えて、ちょっと反抗的な時期になってから
もうパピーじゃないから大丈夫よねーと、突如、犬任せにしてしまう、、、。
こっちのほうが、よっぽど危険です。
もうパピーじゃないんですから相手の犬を本気で怒らせかねません。

まわりに、きちんと社会化のなされた成犬がいたら
『一発、叱られて教育してもらいなさーい。』くらいの気持ちで
積極的に接しさせるようにしてください。
そうやって先輩犬に教育された子は成犬になった時に
パピーの教育係に出来るようなバランスの取れた犬に育ちます。




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