ドッグレースにはどんなイメージがありますか?
風の様に走るグレイハウンドの姿に憧れますか?

以前ほど盛んではないですがイギリスではドッグレースが行われています。
ボルゾイを飼っている事や、サイトハウンドが大好きな事を知ると
『じゃあ、今度ドッグレースに行こうよ!』と誘われることが、たまにあります。
でも実は私はドッグレースが大嫌いです。
華やかなレースの裏で何が起こっているか
考えただけで暗い気持ちになってしまうからです。

以前、ドッグレースが好きなイギリス人に
「なぜドッグレースをそんなに嫌うの?」と
聞かれたので「残酷過ぎるから」と答えたのですが
彼女は「残酷じゃないわよ~、グレイハウンドは走る為に生まれてきたんだから
走らせてあげないほうが残酷よ」と笑っていましたが
でも彼らは決して、走らされる為に生まれてきたのではないハズです
ましてや、たった2~3年のレースキャリアの後
いらなくなったオモチャのように捨てられたり、
残酷な方法で殺されたりする為に、生まれてきたのではないのです。

そのたった2~3年のレースドッグとしての期間も
レースに勝つため、人間の欲のために、
彼らは、ほとんどの時間を暗くて狭い犬舎に閉じ込められて過ごしています。
そして、暖かい太陽の光を浴びて遊ぶ事も
柔らかなベッドの感触も、愛情のかけらも知らないまま、殺されていくのです。

だから私はドッグレースが大嫌いです。
トラックを走らされているグレイハウンドの姿を見ても
キレイだとか迫力があるとか思えないのです。
私が大好きなのは、太陽の下で野原を走る
飼い主に愛されているグレイハウンドの姿なのです。

例えばイギリスでは年間10,000頭以上の
グレイハウンドがレースを引退しますが、 
レスキュー施設等に保護されるのは3,000頭以下です。 
7,000頭以上のグレイハウンドがその影で残酷な方法で殺されているのです。 

もし、お時間があったらを見て下さい。
目を背けたくなるような事ですが、
ドッグレースの舞台裏で実際に行なわれている事です。
注:残酷な画像が掲載されています。

YOU BET THEY DIE... 
あなたがドッグレースに行くことで 
そして賭けることで、彼らは殺されるのです




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